結婚式で最悪なダメ出しのオンパレード。「ブライダル関連の仕事をしている」親戚の正体は...

結婚式で最悪なダメ出しのオンパレード。「ブライダル関連の仕事をしている」親戚の正体は...

  • 日刊SPA!
  • 更新日:2022/06/23

6月といえば「ジューンブライド」。コロナ禍で延期や中止が相次いでいた結婚式も、ようやく開催できるようになってきた。人生の晴れ舞台でもあるが、良い思い出になるとは限らない。

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写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

今回話を聞いたのは、結婚式に空気が読めない親戚を呼んだばかりに嫌な思いをしたという貿易関係の会社に勤務する長井浩介さん(仮名・30歳)。親戚は「ブライダル関連の仕事をしている」そうで、ダメ出しのオンパレードだったらしいが……。

◆「ブライダル関連の仕事をしている」親戚のダメ出しがウザい

長井さんは5年前に都内で結婚式をあげた。

「結婚式は親族のみ、披露宴は学生時代の友人も呼んで、およそ100人程度の招待客でした。うちの両親はお互いに地方出身。上京してから出会って結婚したそうで、僕自身、幼い頃から親戚に会う機会はあまり多くありませんでした。なので、招待する親戚はすべて両親に任せることに。しかし、その中にとんでもなく空気の読めない嫌な奴がいたんです」

その親戚とは父親の兄の一人息子。すなわち、長井さんにとっては従兄弟に当たる。従兄弟は長井さんの7歳年上で当時32歳。幼い頃に遊んだ記憶はあるが学生になってからは会っていない。

父親から「従兄弟はブライダル関連の仕事をしている」とだけ聞いていた長井さん。そして結婚式当日、従兄弟から嫌味ともとれるダメ出しを受けることとなったのだ。

◆「どうせなら俺に相談すれば良かったのに」

「式も披露宴も大成功だと思いました。余興では僕の大学時代の友達が漫才をしたり、奥さんの友達がダンスをやってくれたりしました。フォトムービーも流して、両家の両親も喜んでくれました。しかし、披露宴の最中に招待席を回っているとき、少し酔っ払った様子の従兄弟から信じられない言葉を投げつけられたんです」

長井さんが言われた言葉……それは一体、どのようなものだったのだろうか。

「まず、最初に言われたのが『おい、飲み放題に焼酎入っていないのかよ!』でした。ドリンクは飲み放題にしていたのですが、メニューはビール、ワイン、カクテルのみ。これは両親や友達にも意見を聞いて決めたもので焼酎を飲む人がいなかったからです。しかし当然、従兄弟の好みまでは聞いていなかったので『すみません』と謝るしかありませんでした」

従兄弟はすでにビールを何杯か飲んでいるようで、すでにベロベロ。しまいにはこんなダメ出しまでしてきたという。

「他にも『肉が小さい』とか『パンの種類が少ない』とか文句ばかり言ってくるんですよ。さらには『俺は普段、仕事で色んな披露宴を見てるから(笑)。どうせなら俺に相談すれば良かったのに』と言われて、おいおい、何のマウントだよ?と怒りを覚えましたね。挙げ句の果てには『余興もありきたりなものばっかだな。もう少し面白いのやってくれよ』『若い奴の披露宴って大体同じような進行だよな』とダメ出し……。正直、なんでコイツ来たんだ?と思いましたね」

◆新婦に対するセクハラ発言に我慢の限界

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とはいえ、長井さんはグッとこらえてその場を笑って流した。その後、新婦が1人で挨拶に回ったときには、従兄弟にジロジロと見られて「可愛いしスタイルもいいね~」とセクハラまがいのことを言われたそうだ……。

これにはさすがに我慢の限界が来た。式から数日後、従兄弟の実家に電話して謝罪してもらおうとした。

「電話に出たのは従兄弟ではなく叔父さんでした。どうやら従兄弟は仕事に行っていたようです。僕が一連の流れを話すと、叔父さんは『本当に申し訳ない……』と謝られました。叔父さんは何も悪くないので僕も申し訳なくて『従兄弟さんはブライダル関連の仕事をしているそうなので披露宴に色々言いたくなりたくなるのはわかりますが……』とフォローすると、叔父さんはキョトンとしたように『あいつ、ブライダル関連といってもアルバイトだぞ』と言ってきたんです」

◆“ブライダル関連”の正体は…

長井さんが驚いて話を聞くと、従兄弟の仕事は“ブライダル関連”と言ってもウエディングプランナーではなく、式場や宴会の配膳をする派遣アルバイトだったというのだ。

32歳で定職にも就かず実家暮らし。叔父も頭を抱えていた。

「さらに彼女もいないそうです。叔父さんには『おそらく、いい会社に入って若くして美人な彼女と立派な式をあげた浩介が羨ましかったんだろう……許してくれ』と言われました。それで唯一、マウントを取れる披露宴であんな態度をとったのかと思うと、なんとも言えない気持ちになっちゃいましたね。従兄弟本人には伝えなくていいけれど、もし今後、親族の集まりがあって従兄弟が来るというのなら、僕と妻は行きません、それだけ伝えて電話を切りました」

後日、長井さんの元に叔父から謝罪の手紙とともに菓子折りが送られてきたという。しかし、従兄弟からは何の連絡もなかった。「なんであんなにちゃんとした叔父さんからあんな息子が?」と長井さんは首をかしげる。あれから5年。嫌な思い出は今も消えていない。そして従兄弟とはあれ以来、連絡はとっていない。

<取材・文/結城>

―[俺の悲惨な結婚式]―

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