毒性のあるタリウムを使って叔母を殺害しようとした疑いで逮捕された男が、事件前に計量器を購入していたことが分かりました。
京都市の無職・宮本一希容疑者(37)は3年前、叔母(61)にタリウムを摂取させて殺害しようとした疑いがもたれています。
叔母は今も意識不明の重体で、宮本容疑者は調べに対し黙秘しています。
捜査関係者によると宮本容疑者のスマートフォンには、叔母の入院の数日前に、通販サイトで計量器を購入した履歴が残っていたことが新たに分かりました。
また、その2カ月前には宮本容疑者が大阪府内の業者にタリウムの見積もりを依頼していたことも分かり、警察が詳しい経緯を調べています。宮本容疑者はことし3月、大学生の女性にタリウムを服用させ殺害した罪でも起訴されています。