
後半、ゴールが決まらず悔しがる川崎・宮代(右端)
「明治安田生命J1、川崎0-0C大阪」(18日、等々力陸上競技場)
川崎は小林悠(35)が今季初出場するも得点を奪えず、0-0でC大阪と引き分け。3戦勝ちなしで14位と苦しい戦いが続いている。
川崎は押し込みながら得点できず痛恨の引き分け。ここまで4得点と自慢の攻撃力が完全に影を潜めている。故障者続出のCBは千葉から復帰の田辺を起用するなど前節から5人を入れ替えた。後半31分には、1月に左第5趾(し)基節骨を骨折したFW小林も送り込んだ。後半47分には小林が放ったシュートのこぼれ球からの混戦で、最後はFWは宮代が押し込んだものの、線審のオフサイドフラッグが上がり、ノーゴールの判定となった。
小林は「勝たせるゴールを決めたかった。悔しさでいっぱい」と厳しい表情だ。1勝2敗2分けの戦績に鬼木監督は「この勝率に満足はしていない。最後に優勝争いできるところまで持っていきたい」と必死に前を向いた。