ホンダ「プレリュード」2代目デビュー。本格的なスペシャリティカーへと脱皮した2代目【今日は何の日?11月25日】

ホンダ「プレリュード」2代目デビュー。本格的なスペシャリティカーへと脱皮した2代目【今日は何の日?11月25日】

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  • 更新日:2022/11/25

■スポーティかつ華麗なフォルムで若者から絶大な支持を獲得

1982(昭和57)年11月25日、ホンダから2代目「プレリュード」がデビューしました。2代目は、初代のコンセプトを継承しつつ、先進技術の採用と洗練されたスタイリングによって、多くの若者の憧れのクルマとなりました。

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1982年にデビューした2代目プレリュード。リトラクタブルヘッドライトにスタイリッシュなフォルム

●スペシャリティカーとして、地味な印象だった初代プレリュード

ホンダ初のスペシャリティカーとして1978年に登場したのが、初代プレリュードでした。

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1978年にデビューした初代プレリュード

直線基調のワイド&ローのオーソドックスなクーペながら、やや落ち着いた大人の雰囲気を感じさせるフォルムを採用。

パワートレインは「アコード1800」と共通のCVCCを組み込んだ1.8L直4 SOHCエンジンと5速MTおよびホンダマチックATの組み合わせ、駆動方式はFFですが、優れた走行安定性とハンドリング性能が高く評価されました。

また、国産車初の電動式サンルーフや速度計と回転計を同心円状に並べた集中ターゲットメーター、ロータリー式のラジオなど、個性的な装備も特徴的でした。

スペシャリティカーとして登場したプレリュードでしたが、スタイリングが地味であったため、日本での販売は期待ほど伸びず、むしろ米国で評価されました。

●スタイリッシュなフォルムへ変貌した2代目

2代目プレリュードは、初代のコンセプトを継承しつつも、よりスタイリッシュに変貌し、ホンダ独自の先進技術が組み込まれました。

リトラクタブルヘッドライトの採用によってノーズを下げ、全高が1300mmを下回る超ワイド&ローのスポーティなスタイリングに変貌。

パワートレインは1.8L直4 SOHC 12VのCVCCエンジンと5速MTおよび4速ATの組み合わせ。駆動方式はFFで、当時このクラスではFRが主流の時代にホンダが得意とするFFはまだ少数派でした。

インテリアでは、低いドライビングポジションやバケットタイプのシートなどスポーティさをアピール。サスペンションは、フロントに新開発のダブルウィッシュボーン、リアはストラット式で快速の走りを支えました。

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1985年に登場した高性能モデル・プレリュード2.0 Si

1985年には、2.0L直4DOHCエンジンの高性能モデル「プレリュード2.0 Si」を追加。電子制御の噴射&点火システムを採用して、最高出力160PS/最大トルク19.0kgmの高性能を誇りました。

スタイリッシュでエレガントなフォルムに、ホンダ自慢のハイテクを組み込んだ2代目プレリュードは、若者層を中心に空前の大ヒット、販売目標台数を大幅に上回り、数ヶ月の納車待ちが続きました。

●日本初の4輪ABSを搭載

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日本初の4輪アンチロックブレーキ「4WD A.L.B」システム

2代目プレリュードでは日本初の4輪ABS(アンチロック・ブレーキシステム)を採用。

ABSは、ブレーキを強く作動させたときに車輪がロックして操舵不能にならないように、自動で制動力を制御するシステムです。ちなみに日本初ということでは、1971年に日産自動車「プレジデント」が後輪ブレーキのみにABSを搭載しています。

現在ほとんどのクルマにABSは搭載されていますが、ABS単独で装着が義務化されているのではなく、2010年12月にESC(横滑り防止システム)の装着が義務化されており、これは“ABS”と“TRC(トラクションコントロール)”、“ヨー制御”の3つを統合制御する必要があるため、実質的にABSも義務化されていることになります。

2代目プレリュードでは、ラヴェル作曲の「ボレロ」をBGMにしたCMも話題を呼びました。3代目では、名画“地下室のメロディ”のテーマ曲を使い、4代目ではアイルトン・セナを起用するなど、特にホンダはTV-CMの使い方が上手かったですね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれません。

Mr.ソラン

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