
アメリカのバイデン大統領は、ハマスが戦闘休止と引き換えに人質解放で合意する可能性が近いとの見方を示しました。
バイデン大統領は20日、イスラエルとハマスの人質の解放交渉を巡り、近く合意に達するとの見方を示しました。
ワシントン・ポストによりますと、アメリカやカタールが仲介する案は、イスラエルとハマスの戦闘を少なくとも5日間休止する代わりに、24時間ごとに50人程度の人質を順次解放するというもので「今後、数日のうちに実行される可能性がある」と伝えています。
アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官も20日の会見で、人質解放に向けた取引の合意に「これまで以上に近づいている」と強調しました。その一方で、「交渉の最終局面を迎えるにあたって、あまり多くを語らない方がいいと思う」とも述べました。(ANNニュース)