中上貴晶、日本GP初日は手術直後も奮闘12番手。ミラー最速ドゥカティがワンツー|MotoGP日本FP1

中上貴晶、日本GP初日は手術直後も奮闘12番手。ミラー最速ドゥカティがワンツー|MotoGP日本FP1

  • motorsport.com 日本版
  • 更新日:2022/09/23
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モビリティリゾートもてぎでMotoGP第16戦日本GPが23日に開幕。MotoGPクラスのフリー走行1回目が行なわれ、ドゥカティのジャック・ミラーが最速タイムを記録した。

今季序盤に発生した輸送トラブルなどへの懸念から、第16戦日本GPは通常のレースウイークと異なり、初日午前中のフリー走行が削減された。そのため初日のFP1、2日目午前のFP2の総合タイムで予選組分けが行なわれることになった。

ただMotoGPクラスに関しては午後に行なわれるFP1の走行時間が拡大される措置も受けた。通常金曜日のフリー走行は45分間だが、日本GPではFP1が70分間行なわれた。

直前のMoto2クラスFP1では一時的にごく僅かに雨が落ちてきたものの、その後降り止んだ。MotoGPクラスの走行時間となっても、天候は保たれた。

日本GPはホンダ、ヤマハ、スズキにとっての3年ぶりの母国戦。序盤はドゥカティのジャック・ミラーとフランチェスコ・バニャイヤがタイムシート上位に並んでいたが、その後ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、アレックス・リンス(スズキ)と日本メーカー勢がそれを抑えこんだ。

なおスズキはFP1後半でリンスのマシンに、新パーツとなるリヤウイングを装着して走行させた。このアイデアはアプリリアが先鞭を付け、ドゥカティが実用化してくるなど、昨今のトレンドになりつつある。

日本GPの2日目は雨予報となっているため、FP2までの総合タイムで行なわれる予選組分けを考えても、FP1のタイムが重要となってくる。そのため、終盤のアタックは非常に激しいものとなった。

その中でも最終的に1分44秒509で最速タイムをマークしたのが、ドゥカティのミラーだ。2番手(+0.028秒)にはチームメイトのバニャイヤ、3番手(+0.049秒)にはクアルタラロが続いた。

さらに4番手にはアレイシ・エスパルガロ(アプリリア/+0.068秒)が続くなど、タイトルを争うランキング上位3人による激しい戦いを予感させるセッションとなった。

そして、母国戦となっている中上貴晶(LCRホンダ)は、12番手タイム(+0.377秒)でFP1を終えた。

前戦アラゴンGPにおけるクラッシュで右手薬指と小指の腱を負傷した中上は、月曜日に手術を受けたばかり。22日時点ではFP1の走行を終えたあと、改めて今後の走行の可否を判断すると話していた。しかしセッション中は度々トップ10に食い込む走りを見せるなど、日本のファンを沸かせており、母国戦らしく気合の入った走りっぷりだった。

なお走行後のピット内では、震える右手から苦労してグローブを外す中上の姿も国際映像に映し出されており、苦しい状況も伺えた。

また同じ日本人ライダーでTeam HRCからワイルドカード参戦している長島哲太は、セッション中盤には90度コーナーで転倒を喫するなど、初のMotoGPクラスでの洗礼も受けた。最終的なタイムは22番手タイム(+1.336秒)となった。

3人目の日本人ライダーである津田拓也(スズキ)は25番手タイム(+2.209秒)でFP1を終えた。

Motorsport Network.

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