よく止まり、スムーズな操作ができるメッシュホースチューニング[カスタムHOW TO]

よく止まり、スムーズな操作ができるメッシュホースチューニング[カスタムHOW TO]

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  • 更新日:2022/08/09
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よく止まり、スムーズな操作ができるメッシュホースチューニング[カスタムHOW TO]

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ブレーキチューンのひとつとして定番のメッシュホース。ブレーキタッチが良くなると定番だが、なぜタッチがよくなるのか。タッチがよくなるとどんな良いことがあるのか。

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◆金属メッシュで膨張を防ぐのがメッシュホース

ブレーキはペダルがマスターシリンダーと呼ばれる注射器を押し、そこから圧送されたブレーキフルード(ブレーキオイル)がキャリパー内のピストンを押して、パッドがローターと摩擦して効くようになっている。このブレーキフルードは車体に取り付けられた金属製のパイプを通って、各タイヤの近くまでいくが、そこから先はゴムホースを通ってキャリパーに接続される。キャリパーはタイヤと一緒に動くし、フロントタイヤは向きも変わるのでフレキシブルに動けなければならない。そこで純正のブレーキホースを通ることになるのだ。

通常純正ブレーキホースはゴムのような伸縮する素材でできている。ブレーキフルードが絶対に漏れてはいけないので、サスペンションは大きくストロークしたときにもしなやかに動くように作られている。その代わりに、油圧が掛かるとややホースが膨らむ。庭に水をまくホースで、根本の水道の弁は開けたまま、水を止めていると水圧でホースがパンパンになるが、あれと同じことが起きる。この膨らむ分がブレーキペダルのタッチとして「グニャッ」と感じられるのだ。普通に乗っている分には違和感はないし、サーキットでも特段問題があるわけではない。しかし、メッシュホースにすると別世界になってしまうのである。

メッシュホースと呼ばれるものも内部のホースは純正と同じゴム製。そのゴムホースの周りに伸縮しにくい金属メッシュを巻きつけることでホースが膨らみにくくなる。そうするとブレーキペダルのタッチがカチッとするのである。

◆ペダルストロークが短くなっても扱いやすさは高まる

ペダルがカッチリとすると、踏み始めからABSが入るまでにペダルの動く量は少なくなる。そうなると扱いにくくなるかと思いきや逆。むしろ操作しやすくなる。

メッシュホースにすることでペダル側からの圧力が逃げないので、狙ったとおりの減速ができるようになる。純正ホースだと踏んだ圧力がホースに吸収され、その吸収される量が微妙に変わるので曖昧な感触だったが、メッシュホースできっちり踏んだ分だけブレーキが効くようになるので、意のままにブレーキを操ることができるようになるのだ。ちなみにレーシングカーは剛性の高いキャリパーにパッド、メッシュホースでペダルのストロークはほんのわずかしかないクルマも多い。それでもその中で踏んだ分だけリニアに効くので扱いやすい。決してガツンと効く乗りにくいブレーキではない。

◆メッシュホースにするならフルードもチューニングがオススメ

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ブレーキフルードも同じようにペダルタッチに大きく関わる。レーシングフルードと呼ばれるものはペダルタッチが硬質になり、そのレスポンスもよくなるので瞬時に効かせられるようになる。メッシュホース装着時にはいずれにしてもフルード交換が必須になるので、ぜひ同時に導入してもらいたい。一気にペダルタッチはシャープになり、ブレーキを踏むのが楽しみになる。

その代わりに純正フルードに比べると吸湿性が高く、寿命が短いのが難点だった。しかし、現在市販されているスポーツ走行向けフルードは車検ごとくらいの交換でも全く問題なく使える。さらには最新車両の電子制御に最適化されたフルードも登場している。最近では電子姿勢制御によってクルマ側で1輪ごとにブレーキを掛けたりしている。そういった制御のときに素早く反応できるようにフルードをチューニング。すばやく電子制御が効き、すばやく安定させることでむしろ乗りやすくなるのだという。スポーツ走行時に電子制御はカットできない方向になってきていて、その電子制御と仲良く付き合っていこうという考えなのだ。

◆メッシュホースも純正ホースも定期交換部品

メッシュホースも中身はゴムホースで純正ホースと同様。なので、ゴムは劣化していく。もちろん5年程度では問題ないが、15年も20年も経過するとゴムかひび割れてきて、しまいにはフルードが漏れ出すこともある。絶対にちゃんと効かなくてはならないブレーキなので、メッシュホースでも純正ホースも定期的に交換したい。最低でも10年ごとくらい。できることなら、車検2~3回に1度は交換してもいいのがブレーキホースだ。

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加茂新

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