SDGsレポーターズ活動報告!/編集者・大場桃果さん「サステナブルなアイテムが魅力的に。」

SDGsレポーターズ活動報告!/編集者・大場桃果さん「サステナブルなアイテムが魅力的に。」

  • Hanako.tokyo
  • 更新日:2021/11/25
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読者組織・ハナコラボの中から、SDGsに感度の高いメンバーで結成した、SDGsレポーターズ。Hanako.tokyoでは約1年にわたり、彼女たちが興味・関心を抱く企業やアイテムの取材を行ってきました。取材の積み重ねでたくさんの発見があり、自身の暮らしにも変化が生まれたといいます。これまでとこれから、4人それぞれが見つめる世の中の状況をスペシャルレポートにまとめました。

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ファッションやカルチャーを中心にライターとして活動してきた私。もともと女性の権利向上やジェンダー問題には興味がありましたが、ハナコラボSDGsレポーターズに参加してからは関心が広くなりました。私は単に「サステナブル」と謳われているだけでなく、モノとして魅力的でないと商品の購入に至らないのですが、ニットブランド〈RYE TENDER〉のアイテムでは、それが成り立っています。末長く応援したくなるブランドで、実際に愛用中です。

“引退鶏”で鶏ガラスープを作っている〈鶏革命団〉のお二人が「サステナブルであることが第一になるのではなく、『おいしい!』と思ったらたまたまサステナブルだった、という存在でありたい」と語った言葉にも共感しました。取材していると若い世代が多いのも印象的です。

ファッションブランド〈coxco(ココ)〉とNPO法人「DEAR ME」の代表である西にし側がわ愛あ 弓ゆみさんは、私と同世代であることに衝撃を受けました。この連載で出会えて良かったと思う人の一人です。

【IMPRESSIVE ACTIVITIES】

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「BEACH POLO」10,000円

1.「モノも作り手も魅力的。価格や販路の設定も誠実です。」NYでファッションを学んだ2人が立ち上げた、生産過程で余ってしまった残糸・残布のアップサイクルプロジェクト〈RYE TENDER〉/第25回 ハナコラボSDGsレポート/h3> ファウンダーの澤木雄太郎さんとディレクターの小池勇太さんはニューヨークのアパレルブランドで出会い、日本に先んじて活発だったSDGsの動きにも触れていたそう。自然な流れで残糸・残布に着目するようになり、トレンドに左右されないアイテムを作っています。「100%残糸だけでやろうとしたらいつか無理が来るから、必要に応じてほかの糸も使った方が長い目で見たら持続可能」という言葉が印象に残っています。

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写真1枚目・小池さん(右)と澤木さん(左)。写真2枚目・「MOORESWEATER」17,000円。材料費は安く抑えられているけれど、細部まで丁寧にデザインされている。手に取ってみるとどれも肌触りが良く、高品質で優しい価格設定なのがわかる。

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2.「卵を産まなくなった鶏の行方を初めて知りました。」養鶏を引退した鶏が料理人も唸る黄金の鶏ガラスープに!小規模養鶏を救う循環を作る〈鶏革命団〉。/第21回 ハナコラボSDGsレポート

卵を産まなくなり、養鶏場で役目を終えた鶏の行き先を知っていますか?業者が回収することが難しい小規模養鶏では、最悪の場合産業廃棄物になってしまうことも。それを解決するために動いているのが〈鶏革命団〉。養鶏用の鶏は身が締まっていてステーキなどには向かないため、鶏ガラスープにして売っています。何気なく食べている鶏肉や卵がどんな環境で生まれてきたかを考える機会になり、学びの多い取材でした。

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「黄金の鶏ガラスープ」200gパック 500円(税込)。

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〈鶏革命団〉の鳥居大樹さん(左)と、土屋きみさん(右)。

写真1枚目「黄金の鶏ガラスープ」200gパック 500円。鶏が幸せそうにしているデザイン。写真右・〈鶏革命団〉の鳥居大樹さん(左)と、土屋きみさん(右)。商品は鶏が引退する春と秋に発売される。「十四種のスパイス麻辣火鍋の素」や「二種豆チキンラッサムの素」なども。

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vol.1で好評だったワンピース。上質な生地と美しいシルエットが魅力。

3.「貧困地区の子どもたちと社会課題をファッションで救う。」アパレルブランド〈coxco〉とNPO法人〈DEAR ME〉。より良い未来を作るために、代表・西側愛弓さんが始めた2つのプロジェクト。/第10回 ハナコラボSDGsレポート

大学時代の海外旅行で世界の貧困を実感した西側愛弓さん。大好きなファッションの力で何かいいアクションができれば、と「DEAR ME」プロジェクトを立ち上げ、現地でのファッションショーなどを行ってきました。その活動を支える事業として生まれたのが“社会課題を解決するファッションブランド”〈coxco〉。マニラにファッションスクールを開校する準備も進めていて、本人が明るく楽しそうなのが魅力的でした。

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マニラの子どもたちと。中央でピンクの服を着ているのが西側さん。

写真1枚目・西側さんは1995年生まれ。IT企業に入社したものの、「DEAR ME」に専念するために退社する行動力に脱帽。写真2枚目・マニラの子どもたちと。会えない期間にもSNSでやりとりがあるそう。〈coxco〉では、廃棄衣料問題などシーズンごとにテーマを変え取り組む。

1994年生まれ。大学在学中から編集アシスタントを経て2018年に独立。本誌や『GINZA』などの雑誌やWebを中心に活動中。趣味は映画・海外ドラマ観賞。

(Hanako1202号掲載/photo : Kaori Ouchi text : Kahoko Nishimura)

Hanako 編集部

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