米国務長官、中国の覇権志向警戒 「規則に基づく秩序」順守を

米国務長官、中国の覇権志向警戒 「規則に基づく秩序」順守を

  • 時事通信社
  • 更新日:2021/05/04
No image

ブリンケン米国務長官=4月22日、ワシントン(AFP時事)

【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は2日放映された米CBSニュースのインタビューで、中国が「世界の支配国家」となることを目指していると強い警戒感を示した。一方、バイデン政権の対中政策について、東西冷戦期のような封じ込めでなく、中国に「ルールに基づく秩序」を順守させることが目標だと説明した。

ブリンケン氏は、中国が「軍事、経済、外交の各分野で、ルールに基づく秩序に挑戦し、それを損なう能力を持つ国」だと主張。そうした秩序に挑むなら「われわれは立ち上がって(秩序を)守る」とけん制した。

バイデン氏は4月28日の議会演説で、対中政策に関し「紛争を始めるのではなく防ぐために、インド太平洋で強力な軍事プレゼンスを維持する」と表明した。ブリンケン氏も、軍事衝突は「その方向に進むだけでも、米中双方の利益に大きく反する」と語った。

中国・新疆ウイグル自治区の人権問題に関し、ブリンケン氏は「われわれはジェノサイド(集団虐殺)だと明言している」と指摘。ウイグル族の強制収容で、中国側が主張する「テロ対策」は言い訳にならないと断じた。

中国による知的財産権侵害については「非常に不公正、かつ一段と敵対的な手法で競争に勝とうとしているかのようだ」と非難。「志を同じくする諸国や、同様に(知的財産権を)侵害された国々を結集して、中国に『それは許されない』と声を上げれば、より強く効果的だ」と述べ、他国との連携を模索する考えを示した。

時事通信社

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加