増田明美 千鳥・ノブさんの実家には天然記念物の巨木、チャンカワイさんは剣道三段。「こまかすぎる解説者」と呼ばれる私が相手をとことん調べるワケ

増田明美 千鳥・ノブさんの実家には天然記念物の巨木、チャンカワイさんは剣道三段。「こまかすぎる解説者」と呼ばれる私が相手をとことん調べるワケ

  • 婦人公論.jp
  • 更新日:2022/11/25
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増田さんが仕事で関わる相手をとことん調べるのには理由があるそうで――(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

13年間のマラソン競技生活で、日本記録を12回、世界記録を2回更新した増田明美さん。92年に引退後はスポーツジャーナリストとして各紙誌での執筆や、大学での講義など幅広く活躍しています。特にマラソン・駅伝における「こまかすぎる解説」はテレビ中継で人気を博していますが、関わる相手をとことん調べるのには理由があるそうで――。

【写真】スポーツジャーナリストに転身してしばらく、30代半ばの増田明美さん

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時代とともに変わりゆくスポーツ界の現状

走り続ける選手たちを追うなかで、時代とともに変わりゆくスポーツ界の現状も見えてきます。スポーツライターとして、できるだけ冷静な視点からその現状を捉えていきたいと思いました。

新聞で始まったエッセイでは「コーチにしてほしい気配り」「女子選手の恋愛」「身近にライバルがいる効果」「最新の練習方法より自分に合った環境を」「選手とスタッフの信頼関係」など、取材を通して気づいた問題や意見を率直に投げかけてきました。

私が現役で走っていた時代と比べると、トレーニング法や栄養管理など、スポーツ科学にもとづく練習環境ははるかに進歩しています。

そこでは選手自身のモチベーションも大きくかかわります。目標に向かって挑戦する意欲が高く、監督やチームのためではなく、自分自身の存在や可能性を確かめるために走る。それが周囲のプレッシャーをはねのけて、世界の舞台へ挑んでいく選手たちの精神的な強さにつながっているのです。

取材相手はとことん調べる

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『調べて、伝えて、近づいて-思いを届けるレッスン』 (著:増田明美/中公新書ラクレ)

そうした現場をより深く取材するためには、事前の情報収集がとても大切です。選手の競技データはもちろんのこと、スポーツ科学の文献や気になる最新資料はチェックしています。そして、監督やコーチなど取材先で関わる相手のこともとことん調べてから、取材に行きます。

※本稿は、『調べて、伝えて、近づいて-思いを届けるレッスン』(中公新書ラクレ)の一部を再編集したものです。

増田明美

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