テレビ西日本
山口県は、自宅療養中だった新型コロナの感染者が死亡していたと発表しました。
自宅療養中の感染者の死亡は、県内で初めてです。
山口県によりますと、死亡が確認されたのは、山口県内に住む50代の女性です。
5月10日に新型コロナの陽性が判明した女性には、基礎疾患がありましたが、呼吸困難もなく、症状も回復傾向だったことから、「軽症」として自宅療養を始めました。
しかし、翌日から3日間にわたり保健所の職員が複数回電話して一度もつながらなかったため、13日午後に自宅を訪問したところ、倒れている状態で見つかり、その場で死亡が確認されたということです。
山口県の村岡知事は、「自宅療養の支援体制の更なる徹底を図り、県民の安心・安全の確保に万全を期してまいります」とコメントしています。