「遺骨が混じった土砂をお金で売ったとのそしりは免れない」と収集ボランティア 鉱山業者と沖縄県の和解案に

「遺骨が混じった土砂をお金で売ったとのそしりは免れない」と収集ボランティア 鉱山業者と沖縄県の和解案に

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  • 更新日:2022/06/23
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平和祈念公園でハンガーストライキを行うガマフヤーの具志堅隆松さん=22日午後、糸満市摩文仁(小宮健撮影)

沖縄県糸満市米須の鉱山開発を巡り、総務省の公害等調整委員会(公調委)の裁定委員会が示している事実上の和解案に県が合意を検討していることに、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんらは22日、照屋義実副知事らと面会し、23日とする国への回答期限の延長などを要請した。会議は非公開で、照屋副知事や県環境部の担当者らが対応した。

会議では、県がやむを得ず和解案を受諾すると説明があったという。同席した沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんは「あまりにも性急。まして慰霊の日に回答期限を設けるのは、県民は納得しない」と回答期限の延長を要請した。

具志堅さんは「将来、戦没者の遺骨が混じっている土砂をお金で売ったとのそしりは免れない。まだまだ諦めていない」と話した。

具志堅さんは県庁を離れ、糸満市摩文仁の平和祈念公園でハンガーストライキを始めた。夕方の集会で「慰霊に訪れた県外の方々に『あなたの家族の遺骨が、このままでは海に捨てられる可能性がある』と伝えたい」と語った。ハンガーストライキは慰霊の日の午後5時まで。(社会部・平良孝陽、南部報道部・又吉健次)

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