
東京駅の構内に立てかけられた、たくさんのパネル。
パネルになっている人物は、平安時代の僧・空也上人。
「南無阿弥陀仏」の6文字を声に出して唱えたところ、1つ1つの文字が6体の仏になって現れたと伝えられる姿。
本物は重要文化財で、京都の六波羅蜜寺にある。
そんな空也上人が、東京駅でつぶやいたのは「そうだ京都、行こう。」
これは、JR東海のキャンペーン。
47都道府県の方言を使い、あのあまりにも有名なフレーズで京都に誘う。
例えば、山梨県は「ほうだ京都、行かざ。」、福岡県は「そうじゃ京都、行こ。」、沖縄県は「だーる京都、行きましょうね。」、神奈川県は「そうだ京都、行くべ。」、島根県は「そうだ京都、行かかあ。」など。
ご当地空也にネット上では、「神奈川県、こんななまり方するの?」、「島根県は“行かこい”だと思う」などと、大いに盛り上がっている。
このイベントは、東京駅の八重洲口で、6月18日まで行われる予定。