エリザベス女王の国葬でも議論に メーガン妃、ヘンリー王子との手つなぎの心理は「不安」か

エリザベス女王の国葬でも議論に メーガン妃、ヘンリー王子との手つなぎの心理は「不安」か

  • NEWSポストセブン
  • 更新日:2022/09/23
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議論の的となったヘンリー王子とメーガン妃(右端)の「手つなぎ」(9月10日=現地時間、AFP=時事)

臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々の心理状態を分析する。今回は、英国のエリザベス女王の国葬で賛否を集めたヘンリー王子(38才)とメーガン妃(41才)の手つなぎについて。

【写真】祭礼でもギュッと手をつないでいたメーガン妃とヘンリー王子

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9月19日、英国のエリザベス女王の国葬がロンドンのウエストミンスター寺院で執り行われた。「人々に信頼されるためには、人々の目に触れる存在でなければならない」という女王の言葉通り、テレビやインターネットによるライブ中継の視聴者は、世界中で41億人に上ったとみられている。大掛かりで荘厳で美しい国葬は、見せるための儀式でもあった。

“見せる”といえば、国葬までの約10日間、人々の目に触れることが多かったのが、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻と英国王室との確執だ。ウイリアム皇太子(40才)とヘンリー王子は、2021年4月、エリザベス女王の夫フィリップ殿下の葬儀では、並んで歩かずに不仲の象徴と騒がれた。6月にはエリザベス女王の即位70周年を記念したプラチナ・ジュビリーで、夫婦は長女リリベット(1才)を女王に初対面させたものの、2ショットの撮影は女王に断られたと報道されていた。

そんな夫妻だけにメディアやネットはその動向を逐一報じた。中でも話題になったのは、夫妻の”手つなぎ”だった。10日、夫妻はウイリアム皇太子とキャサリン皇太子妃(40才)と一緒に、ウィンザー城の外に現れた。女王を追悼するため集まっていた人々に挨拶するためだったが、夫婦はその時、しっかりと手をつないでいた。

エリザベス女王の棺がバッキンガム宮殿からウエストミンスターホールに運ばれ、礼拝が行われた14日、ウイリアム皇太子とキャサリン皇太子妃に続いて、棺の前で敬意を表した夫妻は、この時も手をつないでホールを退場した。

その映像が配信されるや、メディアやネットは即座に反応。「愛情表現」という声もあれば、「不適切」「TPOをわきまえろ」と賛否両論の意見が噴出したのだ。そして19日、ウエストミンスター寺院で国葬が行われた。ネットではその時の写真が何枚も掲載され、その中には2人が手をつないでいるように見える写真もある。一部報道によると、式が終わってヘンリー王子は葬列に並び、メーガン妃は棺を見送るため別々の方向へ歩きだす前、夫婦は手を握っていたという。

「手をつなぐ」という行為には、いくつかの意味があるといわれる。一般的には愛情表現を示すため、絆やつながりを確かめるためや、気持ちを合わせたいという心理の表れだとされる。また、相手は自分のものだという所有権を示すための行為ともいわれる。この人を愛し愛されているのは自分、だから手を出すなというアピールだ。人前で相手の腰に手を回したり、肩を抱いたり胸に手を置いたり、腕を組んだりするのも、2人の距離の近さを強調し、自分のものだと暗に主張していると言われる。

これまで様々な場所で2人は手をつなぐ姿を見せてきた。プラチナ・ジュビリーの礼拝式に参加した時も手をつないでいた。夫婦にとって、手つなぎは公の場で人々に見せる1つのスタイルであり、愛情表現や所有意識だけでなく、互いの愛情の深さや結束の強さを周りにアピールする効果もあるのだろう。

さらに手をつなぐという行為には、不安であったり、困難な状況に置かれている時に、その気持ちを分かち合いたい、慰めたい、支え合いたいとなどという心理も含まれるという。今の王室でメーガン妃は歓迎される存在ではなく、英国民からも人気があるわけでもない。ウィンザー城の外にいた弔問者たちの中には、握手しようと差し出されたメーガン妃の手にためらったり、冷たくあしらったりする者さえいたらしい。

公務から引退しているヘンリー王子も、18日に行われたチャールズ新国王主催のレセプションにでは、「現役の王室メンバーのみ」として夫婦の出席は認められず、国葬では軍服ではなくモーニングコートの着用。それでもヘンリー王子は王族であり、完全アウェーはメーガン妃だ。王室メンバーや関係者が集まる国葬は、不安の多い居心地の悪い行事であったことだろう。頼りになるのは王子だけとなれば、その手を握って心を落ちつけたいと思ったのではないだろうか。

その一挙手一投足が注目され批判もされるヘンリー王子とメーガン妃。自叙伝や暴露本の出版が噂されているが、今後彼らは英国王室との間で、どのような姿を見せるのだろうか。

NEWSポストセブン

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