◆オープン戦 巨人５―４日本ハム（１８日・東京ドーム）
広島から５年ぶりに復帰した巨人・長野久義外野手が東京ドーム復帰戦の１打席目で安打を記録。「オープン戦にもかかわらず、これだけの歓声をいただけたのは素直にありがたいです」とファンの大歓声に感謝を示した。
７回の守備から途中出場。その後の先頭で打席に立つと、割れんばかりの声援が送られ、右翼スタンドから「長野久義７ 再びこの地で頂点へ」の横断幕も掲げられた。
そして１ストライクからロドリゲスの内角高め１４８キロ速球を左前へはじき返すと、スタンドからはさらに大きな歓声が送られた。その後の二盗は失敗したが、まだまだ走れる姿も本拠地で示した。
２打数１安打で今年の本拠地初戦を終えた背番号７。「ジャイアンツのユニホームを着て東京ドームでレフトを守るのは、ルーキー以来じゃないかな。当時はよくラミちゃん（ラミレス氏）の後に守りに行ってたかな。ヒットを打ったことよりも、次の打席にチャンスで仕事をできなかったことが反省です」と新人時代を振り返りつつ、反省も忘れなかった。
