
大化けしそうな八村(ロイター)
米プロバスケットボールNBAの開幕を前に、名門レイカーズの八村塁(25)が改めて脚光を浴びている。
昨季途中に移籍したレイカーズでプレーオフを始め大ブレークを遂げた八村。W杯で大フィーバーを巻き起こした日本代表を辞退して名門での新シーズンに備え、順調に調整を進めている
そうした中、米紙「USAトゥデー」は八村がNBA全体のパワーフォワード選手のランキングに初めて名を連ねたと伝えた。
同紙は「彼は加入して即座に、必要に応じて攻撃できる得点の脅威をチームに与えた。レギュラーシーズン中は消極的に見えることもあったが、プレーオフではいくつかのビッグゲーム、特にグリズリーズとナゲッツとの対戦ではそれをアピールした」と八村の実力を絶賛した。
その上でバスケットボール専門サイト「フープスハイプ」が公表したNBA各ポジションの最新の選手ランキングを紹介。八村が23位にランクインした。
同サイトは八村の評価について「八村の1対1での得点――彼は強力なフェイスアップゲームと、ビッグな相手で追いつくのが難しい時に非常に速い第一歩を持っている。レイカーズのポストシーズンの躍進には不可欠だった」と称賛。「いずれにせよ、レイカーズは間違いなく彼との再契約に大喜びしており、彼はロサンゼルスの2023―24年シーズンの計画において、大きな役割を果たすことになるだろう」と今季のさらなるブレークを予想している。
名実とものNBAスターの仲間入りを果たした八村の躍動に期待が高まる。
東スポWEB