
F1サウジアラビアGPのフリー走行3回目が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが1分28秒485でトップタイムを記録した。アルファタウリの角田裕毅は19番手だった。
F1サウジアラビアGPも2日目。予選前最後のセッションとなるFP3では、半数がミディアムタイヤもしくはハードタイヤという硬めのタイヤで走行をスタート。残りの半数はソフトタイヤで走行を開始した。アストンマーチン勢は、この段階でミディアム1セットとハード1セットを”皮剥き”し、決勝への準備を進めた。
セッション後半には各車ともソフトタイヤを投入し、アタックを実施。そんな中フェルスタッペンが、まずは1分28秒756を記録。その後1分28秒660、さらに1分28秒485まで上げてみせた。3アタック目で最速タイムを記録したということもあり、まだまだ余力を残している感がある。
2番手にはフェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスが続いたが、コンマ6秒以上の遅れとなった。その後方にはアストンマーチンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールのふたり。今回もここまでは、レッドブルとアストンマーチンという2強であるようだ。メルセデスのルイス・ハミルトンがこれに続いた。
フェラーリ勢は最後の最後に新品のソフトタイヤを投入し、シャルル・ルクレールが6番手、カルロス・サインツJr.は10番手となった。
角田裕毅(アルファタウリ)は、唯一ソフトタイヤを使わずにミディアムタイヤのみで走り切った。その結果、走行した中で最も遅い19番手に終わった。もう1台のアルファタウリ、ニック・デ・フリーズはパワーユニット交換を決断したため、このセッションは走らなかった。
Motorsport Network.