『Japan Musical Festival 2022』稽古場へ潜入! 『ジャージー・ボーイズ』の歌唱披露&囲み取材をレポート

『Japan Musical Festival 2022』稽古場へ潜入! 『ジャージー・ボーイズ』の歌唱披露&囲み取材をレポート

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  • 更新日:2022/01/15
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2022年1月28日(金)、一夜限りの夢のコンサート『Japan Musical Festival 2022』がLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて開催される。実力派から若手、2.5次元舞台など様々なジャンルで活躍する豪華キャストが集い、舞台上にアバターを出現させるといった最新映像技術を駆使したステージングで全く新しい体験ができるという。

本イベントの開催まで1ヶ月を切った1月某日、稽古が行われている都内スタジオを取材した。中川晃教、藤岡正明、花村想太、東啓介、山野靖博ら5名による歌唱披露と囲み取材の模様を、写真と共にレポートする。

スタジオに入ると、今まさに稽古中の「ジャージー・ボーイズ・メドレー」スペシャルバージョンの一部が披露された。フォトセッションでは仲睦まじく談笑する姿も見せた5人だが、スタンドマイクを手に歌い始めると一転、スタジオは美しいハーモニーに包まれ『ジャージー・ボーイズ』の世界へ。

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(左から)中川晃教、花村想太

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(左から)藤岡正明、中川晃教

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東啓介

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(左から)花村想太、山野靖博

中川、藤岡、花村、東は2022年秋にミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の出演も予定しており、今回コーラスで参加の山野も過去に『ジャージー・ボーイズ』に出演した経験を持っている。前半は5人のコーラスで「December 1963 (Oh, What a Night)」「Big Girls Don’t Cry」「Sherry」を歌い繋ぎ、後半にはフランキー・ヴァリ役のWキャストでもある中川と花村の二人で「Can’t Take My Eyes Off of You」を振り付きで披露。稽古中とはいえ、実に豊かな歌声と息の合ったパフォーマンスで魅せてくれた。

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(左から)藤岡正明、中川晃教、花村想太

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(左から)東啓介、藤岡正明、中川晃教、花村想太、山野靖博

歌唱披露を終えて間もなく、その場で同メンバー(中川、藤岡、花村、東、山野)の囲み取材が行われた。

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(左から)東啓介、藤岡正明、中川晃教、花村想太、山野靖博

ーー豪華キャストが大集合する『Japan Musical Festival 2022』ですが、企画が決まったときの気持ちは?

中川:僕は韓国で開催された『スターライト・ミュージカル・フェスティバル』に出演させていただいたことがあります。1万人のお客さんが入るような野外スペースで朝から晩まで開催されていて、「こんなにたくさんの様々なお客様がミュージカルのフェスを楽しむことができるんだ」と衝撃を覚えました。いつか日本でもミュージカルが主役のフェスができたらと思っていたのが今回になるのかな、と。日テレさんが誇る技術も演出に組み込まれていますし、全てが1日じゃもったいないような豪華なキャストとセットリストになっています。1回目がとにかく盛り上がって成功できるようにと、そういう気持ちで頑張っていきたいです。

花村:僕は2020年に初めてミュージカルのステージに立たせていただきました。右も左もわからない中、こんなにすごい人たちと一緒に歌わせていただけるということが本当に幸せで。本番まであまり時間はないですが、一生懸命練習して、『ジャージー・ボーイズ』の楽曲もみなさんに見ていただく初めての場所になると思うので、頑張って歌いたいと思います。

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花村想太

藤岡:ミュージカルには様々いろんな作品があります。かっこいい、きらびやかな、素敵でゴージャスなというだけじゃなく、日本のミュージカル界の労働者枠を代表して(笑)、そういう部分も含めたいろんなミュージカルの良さを伝えていけたらないいなと思います。これからミュージカルをさらに盛り上げていくために日テレさんが力を入れてくださり、本当に感謝の気持でいっぱいです。まず1回目で大成功を収めて、2年目、3年目と、『Japan Musical Festival 2222』くらいまで出たいなと思ってます!(笑)

東:僕もこのメンバーと一緒にやれるというのがまず光栄ですし、初共演になる方もいらっしゃるのですごく楽しみです。最近ミュージカルが盛り上がっているというのも嬉しいこと。今回のミュージカルフェスティバルではいろんなミュージカル曲を歌うので、いろんな作品を知っていただくと同時にミュージカルを愛していただければなと。一夜限りのお祭りなので、楽しみながらも頑張りたいと思います。

山野:今回コーラスという形で参加させていただくのですが、こんなに素晴らしいみなさまと一緒に記念すべき第1回目に参加できることを、本当に誇りに思っています。一生懸命準備をして素晴らしい舞台になるよう、頑張りたいと思います。

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(左から)東啓介、藤岡正明、中川晃教、花村想太、山野靖博

ーー今日の歌稽古で実際にみなさんで声を合わせてみて、どんな感じでしたか?

中川:(隣の藤岡さんを見て)リーダー!

藤岡:あ、僕か! え、僕がリーダーなの?(笑)。すごいなと思ったのが、花村くんは今日初めて合わせたわけでしょう?  僕らは歌ったことは何度もあって、振り付けもこれまでにやってきたものなんですよ。だから思い出す感覚なんですけど、花村くんは今日初めて振りをやったんだよね?

花村:はい。

藤岡:それハンパないよね!?

花村:めちゃくちゃスパルタで、2回やっただけっていう。

藤岡:ぶっちゃけ、ちょっといらついたり?

花村:いやいやいやそんなことないです! 無茶だろとは思いました(笑)。

藤岡:それでできちゃうんだからすごいよね〜!

花村:お手柔らかに見ていただけると……。

藤岡:本番までまだ少しあるので、ここからブラッシュアップして最高の「ジャージー・ボーイズ・メドレー」を『Japan Musical Festival 2022』で披露できるんじゃないかなと。

中川:僕たち(中川&花村)はフランキー・ヴァリという特徴的なボーカリストの役で、ソロパートからコーラスパートまで歌い分けないといけないんですね。みんなのハーモニーの中の一人として声を出す部分と、ソロとしてみんなより頭ひとつ飛び抜けていい部分とがあって、それは譜面に書いてあるわけではないんです。さっき練習させていただいたときに思ったのは、『ジャージー・ボーイズ』というミュージカル作品を作り上げて経験して初めてわかることがたくさんあるんだなということ。それも含めて、本当にまっさらでフレッシュな、今この瞬間に全身全霊で届けますという花村さんの輝きが、この『ジャージー・ボーイズ』という作品にはなければいけないなと感じました。今までとはまた違う『ジャージー・ボーイズ』のハーモニーが生まれるんじゃないかという予感がすごくしました。

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中川晃教

ーーセットリストが発表されましたが、みなさまそれぞれの注目ポイントを教えてください。

東:僕は、加藤和樹さんと歌わせていただく「闇が広がる」という曲。二人とも『エリザベート』を経験していない中で、ここだけでしか見られない全く新しいトートとルドルフの形をみなさんにお届けできるんじゃないかなと。そして最近映画も公開された『ディア・エヴァン・ハンセン』から「Waving Through A Window」という曲を。本当はソロの曲なんですが、4人で歌い分けていくのでまた違ったものが見えてくるんじゃないかなと思います。

山野:僕はですね、『グレイテスト・ショーマン』より全員で歌う「The Greatest Show」と「This is Me」。グランドミュージカルだけでなく2.5次元の舞台で活躍されている方や歌舞伎の方も含め、本当にグレイテストな方々の声が集まったときにどうなるのか、というのがとても楽しみです。そこに音楽監督の園田涼さん率いるオーケストラの音色も合わさってくると、すごいことになるんじゃないかなと期待しています。

藤岡:久しぶりに知念里奈ちゃんと『ミス・サイゴン』から「世界が終わる夜のように」を歌わせていただきます。14年ぶりくらいなのですごく楽しみにしています。あと花村くんが『RENT』のマークをやっていて、実は僕も昔ロジャーをやっていたんですよ。なので『RENT』の「What You Own」という二人の友情の曲を歌わせてもらえるのがすごく楽しみです。

花村:やはり自分的には「ジャージー・ボーイズ・メドレー」。今まで歌ってきた音楽の中でもトップクラスに難しい曲たちが集まっているので。それを残りの時間でどのくらい近づけることができるかというのが不安要素なんですけど、死ぬ気で練習して頑張っていきたいと思います。

中川:僕は木下晴香ちゃんと一緒に、『モーツァルト!』から「愛していれば分かり合える」を。作品の中では共演していないけれども、世代を超越して出会った瞬間というのをこの1曲の中でお届けできるんじゃないかなと思っています。

ーーそれでは最後に、今年の抱負とコンサートへの意気込みをお願いします。

山野:まずは僕たちが健康で、みなさまに素晴らしい音楽の時間を届けられるよう頑張りたいなと思っています。

花村:昨年「日本レコード大賞」にて大賞をいただいたのですが、「CITRUS」という楽曲に賞をいただいたという感覚が大きくて。なので今年はDa-iCEという名前を覚えていただくプラス、しっかりミュージカルや個人としての表現もたくさんしていける年にしていきたいなと思っています。

中川:今年はとにかく夢をたくさん届けていきたいと思っています。ミュージカルという世界の中で自分がこれまで経験してきたことは、一つひとつが本当に奇跡だったなと思うんですね。そういうものって、客席にいらっしゃるお客様やエンターテインメントを楽しみにしてくださっている方々の心にきっと伝わるものなんじゃないかなと思っていて。夢という漠然としたものに自分なりの実を持って、それをどんなステージで、音楽で、ミュージカルで届けていくのかということを真剣に考えて、一つひとつの作品に注ぎ込みたいと思っています。

藤岡:2020年から3年目のコロナ禍になってしまいました。どこまで続くかどうかはさておき、一人ひとり観に来てくださるお客様、あるいは配信で観てくださるお客様に対して、諦めない勇気の小さなギフトが贈れたらいいなと思っております。個人的な今年の目標としては、レコード大賞を取りたいと思います(笑)。

東:昨年度からお仕事でドラマを経験させていただいていて、同時にミュージカルにも携わらせていただきました。僕がテレビなどメディアに出ることによってミュージカルを知っていただけるような架け橋になっていきたいと思っています。『Japan Musical Festival 2022』を通してよりミュージカルを知っていただきたいですし、コロナ禍だからこそ配信という新たなエンタメを楽しむ形もできましたし、この抑制された世界の中で僕らの歌声を聞いて、活力や希望を抱いていただけたらなと思っております。ぜひ楽しみにしていてください!

上演時間は休憩込みの2時間30分、全28曲を予定している。本公演のチケットは既に完売しているが、LIVE配信やライブビューイングのチケットは好評発売中だ。これまでにない新たなミュージカルフェス誕生の瞬間を、どうぞお見逃しなく。

取材・文・写真=松村蘭(らんねえ)

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