
19日朝、札幌市南区の住宅街近くの山林で、クマの目撃が相次ぎ、札幌市と警察は、付近の住民に注意を呼びかけています。
19日午前8時50分ごろ、札幌市南区南沢にある「南沢スワン公園」から山林に入る散策路で、犬の散歩をしていた夫婦が、前方に体長約1メートルくらいのクマがいるのを目撃しました。
犬がほえると振り返ったクマは、後ずさりしてその場から離れようとした夫婦らに50メートルほどついてきたということです。
クマはその後、山の奥へ姿を消しました。
夫婦らにけがはありませんでした。
また、現場から西に400メートルほど離れた山の中では、午前7時すぎに登山中の男性が体長1.5メートルくらいのクマを目撃していました。
警察は、2件の目撃は、同じ個体の可能性があるとみて、付近のパトロールをして、注意を呼びかけています。
現場は、住宅街に隣接する山林で、札幌市は、「南沢スワン公園」から山中に入る散策路を現在、閉鎖しています。
3月19日(日)午後2時24分配信
HBC北海道放送