
メンバー表の交換を行った中嶋監督(撮影・石井剣太郎)
「オリックス1-4ロッテ」(13日、京セラドーム大阪)
オリックスはロッテ・佐々木朗を打ち崩せず、今季3戦3敗。連敗で4月15日以来の5位転落となった。
三回1死一、三塁から福田の遊ゴロ間に挙げた1点のみ。六回2死二、三塁ではバレラが空振り三振に倒れた。
七回も2番手・西野から無死一、二塁と好機を作りながら、無得点。31試合連続で4得点以下と得点力不足は続く。
それでも、中嶋監督は積極的な姿勢は評価した。「球数はなかなかいかなかったですけど、しょうがないですよね。そうなると思いますし、しっかり振っていけたのは良かったでしょう」と、初球からのスイングも目立った。
さらに、新人の野口&池田が佐々木朗の160キロ超えの直球を捉え、安打を記録。「自信にしていいと思います。あのぐらいのスピードの真っすぐをしっかり捉えられる。あとは変化球とかいろいろくると思いますので、その中でどうやって自分の中で見極めていくか、打っていくかっていうのが、成長していってほしいなと思いますよね」と高く評価した。
打線は得点力不足が続く。あと1本が出ない現状。「いやもうそれはずっとなので。そこでどうやって打つか。さっき言ったように、変化球(中心に)なってきた時にどんだけ我慢できるのかっていうのになってくると思いますし、そこで技術が必要になってくると思いますけどね。やっぱりあのぐらいのボールをそう簡単に打てる訳ではないんでね。何をしていくべきかなのかっていうのを、これからもやっていかないといけないと思います」と次戦を見据えた。