三毛猫は賢い?性格や特徴、オスの確率が低い理由などを解説

三毛猫は賢い?性格や特徴、オスの確率が低い理由などを解説

  • ペトこと
  • 更新日:2021/11/25

三毛猫の基礎知識

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三毛猫とはその名の通り、三色の毛色を持つ猫のことです。

毛色は「白」「黒」「茶」で、その三色が入っていれば三毛猫と呼ばれます。

同じ三毛猫でも、黒い毛がこげ茶色だったり、全体的に薄い色だったり、縞模様が入っていたりとバリエーションがあります。

三毛猫の英語表記

英語では三毛猫のことを「Calico cat (キャリコキャット)」といいます。

calicoは「更紗」(さらさ)というインド起源の文様染め製品のことを指すことが多いのですが、「2〜3色の色が入り混じった・まだらの」という意味もあります。

つまり英語名は「まだらの猫」という意味でしょうか。海外では、猫以外にもまだら模様を持つ動物のことを「calico」といいます。

その他にもべっこう柄と白い毛の猫という意味の「tortoiseshell and white cat(トーティシェル・アンド・ホワイト・キャット)」とも呼ばれることもあります。

さらには、「Mike(ミケ)」という日本語がそのまま使われることもあるようです。

寿命

純血種でも雑種でも見られる模様のため、猫の平均寿命である15年前後が目安です。

室内飼育をして、健康な毎日を送れるようにすれば、平均以上長生きしてくれるでしょう。

三毛猫の歴史

現在ペットとして飼われている猫の起源は、エジプトのイエネコです。

野生種だったリビアヤマネコがネズミなどの害獣を駆除してくれることから 農耕を営んで暮らしていた人間によって大切にされるようになり、人間と密接な関係を築くようになったのが家畜化の要因と考えられています。

古代エジプトで野生種からイエネコとなった猫ですが、その頃はキジトラしか存在していませんでした。

現在ではさまざまな毛色の猫が存在しますが、突然変異や交配によって生まれたものと考えられています。

猫がエジプトからヨーロッパに広がりペットとしての人間との関係が濃くなることによって、自然界では生き残れなかった目立った色合いの猫の生存率が高まり、さまざまな毛色の猫が増えていったと考えられています。

三毛猫の性格

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猫の性格が毛色の違いによって異なるかどうかははっきりとわかっていませんが、三毛猫は好き嫌いが激しく、プライドが高い性格で賢いといわれています。

好き嫌いが激しいというより、ツンデレな性格で「かまって欲しいときとそうでないときがはっきりしている」ことが多いです。いわば猫らしい性格ですね。

あまり自己主張は強くなく、大暴れしたりすることが少ない点が、賢いと感じられるのではと思います。

これらの傾向は三毛猫だからというよりも、三毛猫はほぼメスのため「メスの特性=三毛猫の性格」として捉えられているのではないでしょうか。

猫の性格は毛色や模様に関係なく、その子の個性や生まれ育った環境が大きく影響すると感じます。

三毛猫の種類

三毛猫といっても毛色が少しずつ異なる場合があり、それぞれ異なる呼び名が付いています。

パステル・ミケ

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Photo by Cstrwbrrys

三色の毛色を持っているのですが、茶色の毛が肌色やベージュに近かったり、黒い毛がグレーであったり、全体的に色の濃度が薄い三毛猫のことを「パステル・ミケ」といいます。

パステル・ミケを英語では「Dilute calico(ダイリュート・キャリコ)といい、ダイリュートとは薄めるという意味です。

ダイリュート遺伝子が発現すると猫の毛色がパステルカラーになります。

縞三毛

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茶色の毛や黒い毛の部分に縞模様が入っている三毛猫を「縞三毛」と呼びます。

額のMの字の模様やクレオパトラ・ラインと呼ばれる目からのびる縞模様など、縞模様がある猫の特徴がみられます。

純血種の三毛猫

雑種の猫だけの特徴ではなく、純血種の猫でも三毛猫の毛色になる場合があります。

「メインクーン」や「スコティッシュフォールド」など、特定された毛色ではない純血種の猫が3色の毛色を持つこともあります。

三毛猫の特徴

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三毛猫はほとんどがメス

三毛猫はほぼメスしが存在しておらず、三毛猫のオスは超希少種です。

猫の白以外の毛の色の遺伝子は、性別を決める染色体に付随します。メスの性別を決める染色体は「XX」、オスは「XY」です。

茶色と黒はX染色体にしか付随しないため「XY」であるオスは、白ともう1色しか持てないのです。そのため、オスには「白×黒」「白×茶」の2色や、「黒のみ」「茶色のみ」といった毛色になり、3色の毛色を持つことができません。

「XX」で色を持つことができる染色体が2本あるメスが三毛猫になり得るのです。

三毛猫のオスの値段は3000万円!?

三毛猫にはほぼメスしかしませんが、オスがまったく生まれないわけではありません。

ごくまれに「XXY」などX染色体を2本持って生まれるオス猫がいます。メスと同じようにX染色体が2本あるため、3色の毛色を持つことが可能になります。

オスの三毛猫は超希少種で、筆者もテレビで紹介されているのを見たことがありますが、なんとお値段は3000万円とのことでした。

オスの三毛猫は遺伝子異常で生まれてきた子のため「繁殖能力がない」「病気にかかりやすい」傾向があるといわれています。

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三毛猫は減少傾向

日本ではありふれた猫と思われがちな三毛猫ですが、実は減少傾向にあるとされています。

洋猫との交配などにより「白」「黒」「茶」のきっぱりした色で構成された毛色の元来の三毛猫が少なくなってきているといわれているのです。

反対に増えてきているのが「縞三毛」や「キジ三毛」です。いまや、欧米の人が日本らしい猫として珍重した従来の三毛猫は貴重な存在になりつつあるのかもしれません。

三毛猫は海外で人気

三毛猫は、海外では少し珍しいようで人気が高いです。

「日本の猫」として海外の人が思い浮かべるのが「ジャパニーズボブテイル」です。ただ、ジャパニーズボブテイルは戦後に日本から持ち出された猫を改良し繁殖させた種類のため、厳密には日本原産とはいえないかもしれません。

ジャパニーズ・ボブテイルの特徴が短いしっぽと三毛です。この姿が海外ではあまりないものだったことと「日本的な外見」という印象から珍重されているようです。

ジャパニーズボブテイルは、欧米では「Mike(ミケ)」という愛称で呼ばれています。

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三毛猫は福猫

三毛猫は幸福を招く福猫だといわれることがあります。

招き猫のモデル

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現在では真っ白や、真っ黒などいろいろなバージョンがある招き猫ですが、もともとの招き猫のモデルは三毛猫です。

そのため、三毛猫自体も福猫であるといわれています。

たま駅長

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Photo byTakobou

和歌山電鉄貴志川線貴志駅の駅長だった三毛猫の「たま」。

たまの姿を見たくて多くの人が駅を訪れ、まさに生ける福猫、招き猫でした。2015年にたまが亡くなったときは、CNNやBBCなどの世界有数のニュースメディアまでがその死を伝えたほどです。

三毛猫の里親になろう

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三毛猫は純血種の猫種ではありません。そのため、三毛猫を迎えるには、保護猫の里親になるのが一般的です。

保護猫の里親になるためには、二度と捨てられたり、不幸な目に遭わせたりしないよう、さまざまな条件をクリアしなければならない場合が多いため、条件をよく確認し、猫と暮らせる住環境を整えましょう。

ペトコトの姉妹サイトである保護犬・保護猫マッチングサイト「OMUSUBI(お結び)」も、ぜひ覗いてみてください。

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三毛猫はツンデレ猫の魅力たっぷり

三毛猫はメスが多いため、甘えん坊さんは少ないですが、ツンデレ猫の魅力を存分に発揮してくれる猫です。

あまり自己主張も強くなく、聞き分けもいい傾向が強いので飼いやすいといえるでしょう。本稿をきっかけに、三毛猫に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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