まろやかな漬け汁に漬けたマグロと、熱々のご飯とのコンビは最高!ご飯のおいしさも際立ちます。料理に深みや香りを与えてくれる万能調味料、醤油。改めてそのおいしさを実感するレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

■“マグロのづけ丼”のつくり方
醤油ベースの漬け汁に漬けること20分。
マグロの水分がほどよく抜けて、旨味がぎゅっと凝縮。だし汁で同割りにした、だし醤油をかけて召し上がれ。
(1)漬け汁をつくるやや大きめのボウルに漬け汁の調味料を入れて混ぜる。
(2)漬けるマグロは厚さ8mm~1cmに切って①に入れてからめ、20分ほどおく。

(3)仕上げ丼にご飯を盛ってマグロをのせ、わさびをあしらってだし醤油を全体にかける。

教える人

大庭英子 料理研究家
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ』に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478519
2020年2月29日発売/770円(税込)
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
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