
サッカーの最高峰は「ワールドカップ」。クラブチームの大会も非常に重要なものであるが、それ以上に国ごとの代表チームが価値を持っている競技でもある。
今回は、クラブチームで高い市場価値を持ちながらも「まだA代表でデビューしていない」スター候補若手選手を特集する。
5位:モーガン・ギブス・ホワイト

クラブ:ノッティンガム・フォレスト
国籍:イングランド
市場価値:4000万ユーロ(およそ63.06億円)
U-21欧州選手権で優勝したメンバーの一人であるギブス=ホワイト。23歳の彼は昨年ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズから4250万ポンド(およそ78.01億円)でノッティンガム・フォレストへと移籍した。
昨季最初の7試合で3ゴール3アシストを決めたときにはその才能が大きく評価されたものの、イングランドのA代表において攻撃的MFやウイングのポジションは非常に激戦区。彼がA代表で活躍するのは簡単ではない。
4位:ジェレミー・フリンポン

クラブ:レヴァークーゼン
国籍:オランダ
市場価値:4000万ユーロ(およそ63.06億円)
マンチェスター・シティからセルティックに移籍した当時はまだ18歳だったオランダ人ディフェンダー。スコットランドでプロとして新たなスタートを切った彼は、当時のニール・レノン監督に「観客を喜ばせる選手」と評価された。
そして2021年にはドイツ・ブンデスリーガのレヴァークーゼンへ移籍。昨年はワールドカップに向けたオランダ代表に選出されたものの試合には出場しなかった。ちなみにオランダ語はあまり話せないとのこと。
3位:マヌ・コネ

クラブ:ボルシアMG
国籍:フランス
市場価値:4000万ユーロ(およそ63.06億円)
リヴァプールが今夏狙っていると言われていたフランス人の22歳。板倉滉と同じボルシアMGでプレーしている選手で、若手ながらも素晴らしいパフォーマンスを見せている。夏のユース代表での試合で怪我をしたこともあってステップアップは実現しなかった。
非常に魅力ある選手ではあるが、フランス代表の中盤はまさに激戦区。カンテがサウジアラビアに移籍したとはいえ、まだカマヴィンガやチュアメニら同世代のライバルが多すぎる。
2位:ジェイコブ・ラムジー

クラブ:アストン・ヴィラ
国籍:イングランド
市場価値:4200万ユーロ(およそ66.22億円)
ラムジーはここ数年間アストン・ヴィラでエキサイティングな才能を発揮してきた。スティーヴン・ジェラード体制でトーンダウンしたが、ウナイ・エメリ体制で再び改善を見せている。
22歳の彼はU-21代表でのプレーで中足骨を折ってしまったために離脱しているが、もうしばらくで復帰できるとされている。22歳の彼にとってはこの3年間のプレミアリーグがA代表に掛け登れるかどうかのポイントになる。
1位:スヴェン・ボットマン

クラブ:ニューカッスル
国籍:オランダ
市場価値:4500万ユーロ(およそ70.95億円)
リールに所属していたころにフランス・リーグアンで優勝を果たしたオランダ人DF。2022年夏に3500万ポンド(およそ64.24億円)の移籍金でニューカッスルへとやってきて、初年度からプレミアリーグに馴染んだ。
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まだ彼がフル代表にデビューしていないのは不思議なことであり、これまで呼ばれた4試合で一度もプレーしていない。ベンチにすら入っていない。とはいえ、ファン・ダイクがピークを過ぎた現在、彼のデビューは近づいているように見える。