
テレビ長崎
平和について考えようと、九州各県から高校生が長崎に集まりました。
長崎県内だけでなく、福岡や大分などから約70人の高校生が集まりました。
長崎市で開かれた「九州高校生平和サミット」です。
核兵器廃絶を願う「高校生1万人署名活動」の実行委員会などが企画。
高校生たちは、18日と19日の2日間で、被爆者の話を聞き戦争の記憶を伝える遺構をめぐります。
18日は、被爆者の川野浩一さん(83)が被爆経験を語りました。
そして、平和な世界を築くためには、若い世代の活動が重要になってくると訴えました。
被爆者 川野 浩一さん(83)
「戦争は絶対にいけない。私たちは身をもって体験してきた。言わば生き残り。生き残って、みなさんに平和の大切さや戦争の愚かさを伝えたい」
大分から参加した高校生
「(大分は)核兵器に対しての意識が長崎と比べて低いので、意識を高めたい」
参加した高校生たちは、平和のために自分ができることを模索していきたいと話していました。