「家庭的でどんなときも男性を支えてくれる女性」は「セックスできるお母さん」みたいなもの/『モテたいと思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう』5

「家庭的でどんなときも男性を支えてくれる女性」は「セックスできるお母さん」みたいなもの/『モテたいと思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう』5

  • ダ・ヴィンチニュース
  • 更新日:2020/02/13

男性はどうすれば女性に気持ち悪がられずにモテることができるのか。職場や家庭でスムーズな人間関係を築くにはどうするべきか。男女の人間関係の作り方を「男性と女性の両方の気持ちがわかる」大島薫が教えます。女性は顔よりも服をほめて欲しいし「かわいい!」より「面白い!」と言って欲しい。全女性共感! 全男性必読!の1冊。

いま、編集部注目の作家

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『モテたいと思っている男ってなんであんなに気持ち悪いんだろう~本当にうまい女性のほめ方~』(大島薫/竹書房)

「家庭的でどんなときも旦那を支えてくれる女性」そんな『理想の女性』って、いわば「セックスもできるお母さん」。

箸休め的に、女性ではなく男性心理も読み解いてみよう。よく男性が掲げる理想の女性像にこんなものがないだろうか。

「家庭的でどんなときも旦那を信じて愛し、支えてくれる女性」

僕はこの理想像というのは結構気持ち悪いと思うのだ。いや、理想は理想だから勝手にしていただいて結構なのだが、もし自分がこんな理想を掲げたらぶん殴って目を覚まさせなければと思う。

だって、この『理想の女性』って、いわば「セックスもできるお母さん」なんだもの。

前の項目に「無条件で人は愛されない」ということを書いたのだが、「なんでもいいよ」、「君は生まれてきてくれただけで生きる価値があるんだよ」なんて言ってくれるのは「まともな両親」くらいのものだ。それだって、自分の子どもでなければ同じように愛していたわけではないだろう。

いってみれば、冒頭の理想の女性像はそれを恋人に求めるようなものなのだ。財産を失おうが、醜く老いさらばえようが、犯罪者になろうがいつでも自分を愛し続けてくれる女性。たぶんそれはやっぱり母親なんだろう。だけど、母親とはセックスができないから、「母親のような女性」を求めているに過ぎない。

社会は僕らの親ではないが、それは恋人や夫婦にとっても同じだ。幻想は捨てて現実を見つめよう。

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