阪神・メッセ、松葉杖姿...右足に打球直撃 長期離脱の可能性も

阪神・メッセ、松葉杖姿...右足に打球直撃 長期離脱の可能性も

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2017/08/11

(セ・リーグ、巨人5-2阪神、16回戦、巨人9勝7敗、10日、東京D)緊急事態だ! 阪神のランディ・メッセンジャー投手(35)が10日、巨人戦の七回に阿部の打球を右くるぶし付近に受けて途中交代した。東京都内の病院へ直行して検査を受けたが、深夜に横浜市内のホテルに戻ってきた際には、右足にギプスをつけ、松葉杖をつく状態…。抹消、長期離脱の可能性が出てきた。

8・5ゲーム差の首位広島を追う金本阪神に、これ以上ない衝撃が走った。午後11時半過ぎ。東京都内の病院での検査を終えたメッセンジャーが、横浜市内のチーム宿舎にタクシーで戻ってきた。右足には痛々しいギプス…。そして、松葉杖をついていた。

本人も球団関係者もコメントすることはなかったが、軽傷ではないことは明らかだ。姿だけを見る限り、最悪、骨折ということも…。検査結果や詳細は11日にも発表される模様だが、ローテーションの絶対的柱である右腕の登録抹消、さらには長期離脱という可能性も、出てきた。

悪夢のようなアクシデントに見舞われたのは、2-2の七回だった。先頭の阿部の痛烈な打球を右足のくるぶし付近に受けた。すぐにベンチから香田投手コーチ、トレーナー、通訳が飛び出した。ナイン、虎党が祈るような顔でグラウンドを見守るなか、痛みをこらえながら屈伸やジャンプを繰り返し、マウンドの傾斜を使ってシャドーピッチングを行ったが…。

来日8年目。まだ故障で離脱したことがない“鉄腕”が、自ら続投不可を伝えた。金本監督が「投手・桑原」を告げると、大きなどよめきが東京ドームに響いた。

ベンチ裏で応急処置を終えたメッセンジャーは試合中に、東京都内の病院へ直行した。関係者入り口へと続く階段は右足を一切使わず、左足の“ケンケン”で上がり、患部にはアイシングが施されていた。

金本監督は試合直後、「(報告を)まだ聞いていない。そこが一番心配やな」とグッと腕組み。香田投手コーチは「骨折…なんともいえない。大事に至らなかったらいいけど。(次回の登板については)考えないといけない。(でも)キツイかな…。とりあえず、あしたの様子をみて」と厳しい表情で話していた。

ここまで11勝5敗、防御率2・46。中5日を自ら志願し、藤浪や岩貞らを欠く先発ローテを獅子奮迅で支えてきた。そんな助っ人を、欠くことになったら…。

この日、ウエスタン・広島戦(倉敷)では2軍調整中の藤浪が“昇格テスト”の先発マウンドに上がり、5回1失点に抑えた。1軍昇格は決定的で、香田コーチは「詳しい内容は聞いていないけれど、よかったみたい。(メッセンジャーが厳しい場合は)それも1つの選択肢になる」と説明。本来はメッセの中5日での登板が見込まれた16日の広島戦(京セラ)で、先発する可能性が高まった。

とにかく、その穴がとてつもなく大きいことは間違いない。少しでも症状が軽いことを祈るばかりだが…。最悪の場合、投手陣のみならず、チーム全員で埋めていくしかない。

★秋山最短で復帰

メッセンジャー不在となれば来週15日からの広島3連戦(京セラ)の先発は青柳、藤浪、秋山が務める可能性が高い。秋山は右太ももの張りでの抹消から最短10日での復帰が見込まれるが、状態次第では2軍の竹安、D6位・福永らも昇格候補だ。11日からのDeNA3連戦(横浜)に先発する岩田、能見、小野が状態を維持できれば、18日からの中日3連戦(ナゴヤドーム)も同3投手を回せるが、ベテラン能見は疲労が蓄積しているため、不安は尽きない。

データBOX

◎…もしメッセンジャーが1軍登録を抹消されれば、故障では来日8年目で初となる。抹消は2015年5月11日が最後で、当時は開幕から8試合で2勝5敗、防御率5・88の不調によるもの。同29日に昇格した

◎…今季、メッセンジャーの中5日での登板は10度(中6日が8度、中7日が2度)

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七回、打球の直撃した右足の状態を確かめるメッセンジャーだが…(撮影・吉澤良太)

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