1月18日発売のスマートウォッチ「PRO TREK Smart WSD-F30」を一足早く体験

  • Engadget
  • 更新日:2019/01/14
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カシオのスマートウォッチ「PRO TREK Smart WSD-F30」が、1月18日に発売となります。従来モデルのWSD−F20も併売されますが、一回りコンパクトになり、バッテリー持続時間が3日まで持つようになるなどユーザーの声を反映させた改良が加えられています。発売を前に、「たんばらスキーパーク」で開催された体験会で一足先に実機を試してきました。

カシオ PRO TREK Smart WSD-F20Xレビュー、アウトドア用スマートウォッチをゲレンデで試してみた

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今回「PRO TREK Smart WSD-F30」とともに体験するのは、CoreCoders社が開発しているスキー・スノーボード向けアプリ「Ski Tracks」。2009年にiOS用アプリリリースして以来、世界中に約360万人のアクティブユーザーを持つ定番のアプリ。プロのスキーヤーたちにも愛用者が多いといいます。そんなiOS用アプリをPRO TREK SmartのためにAndroid版、Wear OS版への移植を打診し、実現に至りました。もちろん、他のWear OS採用スマートウォッチでも使用できますが、物理ボタンでの操作などPRO TREK Smartに最適化した(検証機がPRO TREK Smart)仕様となっているのが特徴です。

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「Ski Tracks」の解説をするのは、カシオ計算機の風見貴史氏。WSD-F20に標準で備わっていたアプリ「Snow」と比較しても、詳細なデータがとれるとしています。高度や加速度、GPS計測による移動距離などの情報をもとに、滑走スピードや傾斜、滑走本数などを記録できるほか、スキー、スノーボード、バックカントリースキーなど、アクティビティに応じたログの反映も行えます。

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概要説明の後、さっそくゲレンデに出て実際の動作を体験します。スマートフォンもしくは、PRO TREK Smartのアプリ表示から記録開始ボタンをタップすると記録を開始。あとは自動で滑走と停止、リフトなどの移動を判別して記録してくれます。滑り始めと帰宅のタイミングでタップするだけで、1日の滑走記録が行えます。

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前回体験して便利だった、オーバージャケットスタイルで使用できる「クロスバンド(WSA-BX1)」もWSD-F30にオプションとして用意されています。着脱が容易に行える可動式のピンで固定されているので、レギュラーバンドとクロスバンドをアクティビティに応じて付け替えることがフィールドでできます。

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ゲレンデ体験のあと、開発元のCoreCoders社CEO、Steven Wilson氏とのビデオ会議による質疑応答が行われました。

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まず、「Ski Tracks」の精度が高い理由として、世界7018件のスキーリゾートを網羅するオリジナルの地形データベースと、高度やGPSなどの各種センサーの値を組み合わせて総合的に判断している点などが挙げられました。ゲレンデを大きく横断するようなスラローム滑走と、直滑降のようなまっすぐすべり降りる場合での距離の計測結果の違いにも対応しているとのことです。また、安全面にも配慮されており、滑走中はスマホ、スマートウォッチいずれの画面もリアルタイムの表示はされないようになっています。最高速度や高度などのデータは、停止しないと参照できません。

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将来のバージョンでは、スマートフォンとの連携だけでなく、ウォッチアプリ単体での操作、ログにも対応するということです。より安全に、より楽しくウィンタースポーツを楽しんでもらえるよう今後もブラッシュアップを重ねて行くので期待してほしいというコメントも寄せられました。

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さて、「PRO TREK Smart WSD-F30」そのものに関してですが、前モデル「WSD-F20」と比較してもコンパクトになったことがわかります。腕に装着した感じも、よりフィットした感じとなります。「WSD-F20」はそのボディの大きさからは想像できない装着感の良さがありましたが、「WSD-F30」は、それをさらに上回ります。各種ボタンの操作感も変わらず良好で、盤面面積が小さくなったことでタップ操作がやややりにくくなった(タップポイントの精度がシビアになったように思う)のが、トレードオフとはいえ不便な点でしょうか。

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個人的にもっとも評価したい点は、モノクロ液晶モードでのセンサーデータ表示(気圧や高度などの表示)です。「WSD-F20」では時刻と日付だけでしたので、多くの場合でカラー表示に切り替えて情報確認をすることになりました。「WSD-F30」では、気圧や高度などプロトレックとして知りたい情報を省エネ表示のモノクロ液晶で確認できるのでアプリを使用しない場合にはモノクロ表示だけで事足りてしまうのです。ただし、モノクロ表示での表示される情報は、カラー表示した時のウォッチフェイスに連動するということで、注意が必要です。できればモノクロ表示とカラー表示はそれぞれ別に設定できるようにアップデートされることを期待したいです。

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カラー液晶でBluetoothやWi-Fiなどフル機能を使用した場合には1.5日のバッテリー寿命が、ボタンを押したときだけカラー表示になる「エクステンドモード」では最大3日間、モノクロ表示のみ(スマートウォッチとしての機能はOFFとなる)では1ヶ月以上というロングライフが実現できるのはかなり嬉しいです。「WSD-F20」でもモノクロ表示のみのモードはありましたが、時刻と日付だけではプロトレックとしての意味合いがほぼありませんでしたので、この差はかなり大きいです。

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また、「WSD-F10」の時から課題だったマグネットで充電する端子が、ふとしたことで外れてしまう(充電されない)という問題には、専用充電フォルダー「WSA-H1」がWSD-F20に用意されました。WSD-F30用にもいずれオプションとして用意されるということですが、WSD-F20用(WSA-H1)を流用しても問題なく使えることが確認できました。これで充電しながら盤面を参照するという使い方もより簡単にできるようになったと言えます。

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わずか1日(およそ半日)でしたが、前モデルと比較しても格段に使いやすくなったWSD-F30を体験できました。発売されたら、スキーやスノーボードだけでなく、登山やキャンプなど様々なアウトドアシーンで活用したいと思いました。

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