会社の忘年会は「地雷」だらけ トラブルを防止するには

  • Forbes JAPAN
  • 更新日:2017/12/09
No image

会社の忘年会にはいくつかの落とし穴がある。

まず、多くの従業員が実は会社のパーティーを好まないという単純な事実がある。そのため、慎重に考慮して実施されなければ、士気を高めるはずのイベントが逆にやる気を損ねてしまうことも大いにあり得る。

また、大量の酒が出されるこうした集まりで管理職が大きく羽目を外してしまうこともある。つまり、会社のパーティーを真に楽しいイベントにすることは可能だが、地雷を踏んでしまう可能性もあるということだ。

人材紹介企業のオフィスチーム(OfficeTeam)が先日実施した調査では、米国で会社の忘年会が楽しいと感じる従業員は36%しかいないことが分かった。つまり残りの64%は楽しいと感じておらず、そのうち35%は悪い印象を持っていた。簡潔に言うと、忘年会については従業員の約3分の1が楽しむ一方で、3分の1は無関心、残る3分の1は嫌がっているということだ。

長年のキャリアの中で散々年末パーティーを経験してきたベテランの私からしても、このデータは正しいように感じる。楽しいパーティーも”時には”あるが、多くの従業員が内心は、忙しい年末に会社が開くパーティーを面倒で時間のかかる義務だと思っている。

次に、管理職にとってのリスクを考えてみよう。これは誰もあえて口にしたがらないものの、深刻な問題だ。

酒とリーダーシップは、危険な組み合わせだ。マネジメントの現実として、尊敬は集めるのが難く、失うのは簡単だということがある。酒に酔ってテーブルの上で踊り始めるほどの失態ではなくとも、管理職としての立場が損なわれてしまうことはある。

ひそかに好意を抱いていた若手女性の気を引こうとして嫌がられる、支離滅裂な開会のスピーチをする、少しはしゃぎ過ぎた行動を取るなどの行為は、酒が少し入れば簡単にできてしまう。従業員は、上司が「現実世界」、つまり職場外でどのように行動するかを、しっかりと観察しているものだ。

それではマネジャーはどうすれば良いのか? 分別のある飲み方をする以外に、忘年会をできる限り楽しいものにする方法はあるのか? どうすれば、会社のパーティーを楽しいと感じる人を増やせるだろう?

先に述べたオフィスチームの調査ではいくつかの解決策が提案されていたが、そのうち私が気に入ったのは次の2つで、まさに自分だったらこうするというものだった。

意見を求める

マネジメントにも大いに通じることだが、成功は”聞く”ことにかかっていることが多い。どのような年末パーティーが良いかについて、従業員の意見を聞こう。

オフィスチームは「どういう年末パーティーにしたいかについて従業員の考えを知るため、意見を聞く」ことを推奨。「会場や食べ物、開催時期に関するフィードバックを得れば、パーティーを計画する上で幸先の良いスタートが切れる」と述べている。

感謝を示す

私が何十年にもわたりマネジメント経験を積む中で一つ学んだことがあるとすれば、それは「熟慮された真の称賛の言葉は、従業員にどれだけ多く与えても与え過ぎることはない」ということだ。年末のパーティーは、こうした感謝の気持ちを示すのにふさわしい自然な機会となる。

感謝の言葉を伝えれば、パーティーにふさわしい雰囲気を設定できる。「従業員は、努力を認めてほしいと感じている。その要素をパーティーに盛り込めば、あなたの感謝の気持ちを見せることができる」とオフィスチームは述べている。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

コラム総合カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
「ナイロン袋ください」と言われても... 西日本なら「OK!」、関東では「なに?」
AV男優・森林原人が「娯楽としてのエロ」を指南! モテより、まずクリアすべき”3F”とは?
悪妻:「妻の気持ちがわからない」。愛し方を間違えた夫が、初めて結婚を後悔した夜
白人女性からファーストクラス搭乗を疑われた黒人男性の切り返し
ホームから人が転落... 居合わせた人の行動に「頭おかしい」「怖い」の声
  • このエントリーをはてなブックマークに追加