川淵氏が相撲の女人禁制に直言、協会改革求める声も

川淵氏が相撲の女人禁制に直言、協会改革求める声も

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2018/04/17
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川淵三郎氏

日本サッカー協会(JFA)相談役で、元キャプテンの川淵三郎氏(81)が小休止していたツイッターを再開し、16日、世間で大きな議論となった大相撲の女人禁制問題や「ちびっこ相撲」に女子児童の参加が認められなかったことに関する一連の問題について持論を展開し、一般から日本相撲協会の改革をリクエストするツイートが寄せられた。

川淵氏は「相撲協会寄りのコメンテーターが女の子を土俵にあげたのは貴乃花親方が巡業部長の時だと批判していた。相撲の普及振興のために子供の頃から慣れ親しんでもらおうと言う趣旨が理解されてない」とツイート。詳細はつづられていないが、8日に静岡市で開催された大相撲春巡業「富士山静岡場所」で、力士が土俵上で小学生らに稽古を付ける「ちびっこ相撲」に女子児童の参加が認められなかったことが各メディアで報じられており、その件に関する何らかの報道を指したものとみられる。

その上で、川淵氏は「女性禁制は、本場所などの公式の場でのこと、何か協会ぐるみで貴乃花親方を悪者にしようとしているかの様」ともツイート。4日に京都・舞鶴文化公園体育館で行われた春巡業で、多々見良三舞鶴市長(67)があいさつ中に倒れ、複数の人が土俵上で救命措置を施した際、日本相撲協会側が「女性の方は土俵から下りてください」とアナウンスした問題と、相撲の普及のために女児を土俵に上げて稽古を付けることは次元が違うと示唆した上で、相撲の普及に尽力した貴乃花親方が不当に批判されていると指摘した。

川淵氏は15年1月に国際バスケットボール連盟(FIBA)が立ち上げたタスクフォース(特別チーム)のチェアマンに就任し、2つのリーグがあったバスケットボールを「Bリーグ」として、1つのリーグに統合。同年5月には日本バスケットボール連盟の会長に就任しバスケット界の改革を進めた。またサッカー、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、ラグビーなどのボールゲーム9競技を束ね、日本最高峰の13リーグの競技力向上と運営の活性化を目指す日本トップリーグ連携機構の会長にも就任。日本バスケットボール連盟の会長は16年6月に退任したが、その後も精力的に活動、提言を続けている。

貴乃花親方とは力士時代から親交が深く、17年12月には貴乃花一門総会にも出席した。その川淵氏の今回のツイートに対し「次は日本相撲協会を改革して欲しい」「日本相撲協会をよろしくお願いします」など、相撲界の改革への着手を期待する声が相次いだ。

川淵氏は9日にJFAの、田嶋幸三会長(60)がサッカーW杯ロシア大会に出場する日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の電撃解任を決断したことに対し「監督更迭。遅きに失したと言われるだろうけどまだ時間がある。どん底からのスタートだから上昇あるのみ」「正直、このタイミングで解任を決断したことに敬意を表したい。数%の奇跡を求めて、批判されることは覚悟の上とは言え中々出来ることではない。本人に告げる時の心境は胃が痛いどころの話ではない」などとツイートした。

翌10日にも「僕が言えるのは余程のことがない限りこの種の決断は出来ません。だから説明出来ない余程のことがあったのでしょう」などとツイートした。それに対し、賛否両論のツイートが寄せられ、同氏は「良くも悪くも僕は会長経験者としての感想をツイートしているわけでサポーターの皆さんとの感想の相違は当然のことでしょう」と、反論とも取れるツイートをしたが、その後「我ながら、ちょっと突っ走り感あり。スマホ病にかかりそう。いや、もうかかっているのかな? 少し小休止します!」(コメントは全て原文のまま)とツイートし、その後10日間、ツイッターを休止していた。

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