胴上げ以外にも注目ポイント満載の『9月16日』

胴上げ以外にも注目ポイント満載の『9月16日』

  • ベースボールキング
  • 更新日:2017/09/16
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オリックス・山岡泰輔

◆ 59年ぶりの『同日胴上げ』なるか…

プロ野球2017年シーズンもいよいよ佳境。セ・リーグでは広島が、パ・リーグではソフトバンクが優勝マジックを「1」とし、リーグ制覇に王手。59年ぶりの『セ・パ同日胴上げ』も現実味を帯びてきた。

歴史的瞬間への注目が高まっているが、実は9月16日のプロ野球にはそれ以外にも隠れた注目ポイントがたくさんある。今回はそれをひとつずつ整理していきたい。

◆ 甲子園は中止に…『強い広島』vs.『非常に強い台風18号』

まずは何と言っても台風18号の行方。優勝への期待が高まる中、“そもそも試合ができるのか”という不安がある。

気象庁によると台風18号は予定よりも進みが遅く、九州上陸が17日(日)の朝にずれ込む見通し。とはいえ、台風本体を取り巻く発達した雨雲の影響が加わるため、16日から不安定な空模様となる。

11時の時点で甲子園の阪神-中日戦の試合中止が決まり、16日の優勝の条件は広島がヤクルトに勝つか引き分けの2通りに。果たして、広島は試合を開催することができるのか…。ファンは気が気でない。

◆ 優勝を背負う“亜大出身右腕”

優勝に王手をかけている広島とソフトバンク。勝って自力での優勝決定へ、両チームとも勝ち頭が先発する。

広島の薮田和樹はここまで14勝をマーク。ハーラートップの菅野智之(巨人)が前回登板で勝ち星を伸ばすことができなかったので、15勝で並ぶ大チャンスになる。

ソフトバンクはハーラートップタイの15勝を挙げている東浜巨。一歩リードしながらも西武の菊池雄星が猛追してくる状況の中、両リーグトップとなる16勝目を挙げて、チームを優勝へと導くことができるだろうか。

胴上げを託されたのは今季大きな飛躍を遂げた2人の若き右腕。しかも、両者はともに“亜大出身”という共通点がある。プレッシャーが掛かるマウンドとなるが、チームのためにも、自身のタイトル獲得のためにも負けられえない。

◆ 西武・3年連続の屈辱…?

マジック「1」のソフトバンクを本拠地に迎える西武。なんとここ2年連続で目の前での胴上げを許すというシーンが続いており、今年も危機が迫っている。

胴上げ回避の条件は3連勝のみ。相手は東浜のあと千賀滉大、和田毅とクライマックスシリーズのような先発予想となっているが、西武は本拠地で意地を見せることができるだろうか。

◆ 逆転新人王へ…

札幌ドームで行われる日本ハムとオリックスの一戦。差の空いたリーグ5位と4位の対戦ではあるが、注目は逆転新人王を目指すオリックスの先発・山岡泰輔だ。

ドラ1右腕はプロ初勝利を挙げるまでに7戦を要するなど苦しい出だしとなったが、オールスター明けは8試合で5勝2敗と白星を量産。ここまで8勝8敗と星を五分に戻した。

今日の試合で勝てば2ケタ王手の9勝。一時は絶望視されていた新人王のタイトルも少しずつ見えてくる。パ・リーグでは西武の源田壮亮が最有力候補となっているが、このまま連勝を続けていけば逆転の望みも出てくることだろう。昨年の新人王・高梨裕稔との投げ合いを制し、タイトルへの道を切り開くことができるだろうか。

◆ 絶対に負けられないセ3位争い

最後は今日唯一ナイターで行われる巨人-DeNAの一戦。3位・巨人と4位・DeNA、その差1ゲームの直接対決となる。

今季最後の直接対決2連戦。3位の座を明け渡してしまったDeNAとしては是が非でも連勝が欲しいところであるが、対巨人は8勝14敗1分と相性が良くない。

CSへの切符を掴むのはどちらか…。西では胴上げに注目が集まるが、東は3位争いから目が離せない。

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