Amebaクリエイティブディレクターが選ぶ!今月のオススメアプリ5選 [2016年11月]

Amebaクリエイティブディレクターが選ぶ!今月のオススメアプリ5選 [2016年11月]

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  • 更新日:2016/12/01
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Amebaクリエイティブディレクターが選ぶ!
今月のオススメアプリ5選(2016年 11月版)

2016年12月1日
執筆:佐藤 洋介(株式会社サイバーエージェント)

■今月は今注目されるアプリの【チュートリアル】にフォーカス!皆様こんにちは。先月Appleから発売された“Designed by Apple in California”をまんまと買ってしまった佐藤です。この連載では、Ameba内でも話題になった気になるオススメアプリを、UIデザインの観点からご紹介させていただきます。今月は「チュートリアル」についてフォーカスし、ユーザーへの配慮や、分かりやすさについての特徴を深堀りします!

▷【動的な紙芝居型チュートリアル】
ただの紙芝居とは一味違う!?美しい世界観を動的に表現

1.VUE - video editor & movie maker

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価格:無料
おしゃれ度:★★★★☆

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おしゃれで美しい動画が簡単に作れるこのアプリ。 よく見られる「紙芝居式」のチュートリアルとなっているが、このアプリでは特徴である「手軽さ」と「おしゃれさ」をアニメーションを用いて表現。 全部で4枚に分かれているチュートリアルは、フリックに応じてシーンが切り替わる際、自然に見えるよう「文字」→「絵」の順番で表示するなど適切な「間」をあえて作っている。「読み進めている感」が助長され、まるで使用しているかのような没入感のあるデザインとなっている。

▷iPhone:VUE - video editor & movie maker
▷Android:Google Play で手に入れよう VUE - video editor & movie maker

▷【スプラッシュ型チュートリアル】
まるでリッチなスプラッシュ画面!動画を強制的に見せて一気に引き込む

2.Airbnb(エアビーアンドビー)世界の空部屋シェアサイト

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価格:無料
非日常な旅行度:★★★★★

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世界でも主流になりつつあるシェアリングエコノミーサービスの1つ。 「民泊」を仲介し、旅先でリアルな生活を体験して非日常的な経験ができるこのサービス。 チュートリアルでは短い時間でその魅力を伝えるために、全画面の動画によるコンセプト訴求となっていて、見終わらないと進めない仕様となっている。 一見ストレスに感じそうだが、ついつい見入ってしまうシンプルな表現であることと、時間にして10秒程度の動画なため、起動してすぐに世界観に一気に引き込むには効果的であると言える。

▷iPhone:Airbnb(エアビーアンドビー)世界の空部屋シェアサイト
▷Android:Google Play で手に入れよう Airbnb(エアビーアンドビー)

▷【紙芝居型チュートリアル】
ダイナミックな写真と1コピーで、雑誌を繰るような体験を演出

3.ファッション Freax ストリートスタイル

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価格:無料
世界のファッショントレン度:★★★★☆

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世界中のストリートスタイルやファッショントレンドを見つけることができるこのアプリ。 背景に敷かれたスナップ写真と、シンプルなメッセージで雑誌のような世界観をチュートリアルで表現している。こちらもいわゆる紙芝居的なチュートリアルだが、フリック時に動くのは文字のみで、背景の写真はフェードで切り替わる仕様なため、画面に安定感があり堂々とした印象を残している。

▷iPhone:ファッション Freax ストリートスタイル
▷Android:Google Play で手に入れよう ファッション Freax

▷【体験型チュートリアル】
投稿体験を通して使い勝手を訴求する

4.Today - 目標と日課のための習慣追跡ツール

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価格:無料
挫折しない習慣化の難易度:★★★★★

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日々の日課をサポートするアプリ。「日課を管理する」という一見煩わしそうな行為を、ゆとりのあるレイアウトによって管理の「めんどくささ」を軽減させ、スペーシングで「簡単そうに見せる工夫」をしている。チュートリアル自体はステップアップ式の体験型となっており、ユーザーの初回投稿までをきっちりと順を追ってサポートしているが、チュートリアル時に促される投稿ボタンの位置が実際と違うため、チュートリアル終了後にユーザーが迷うことが予想される。こういった体験型のチュートリアルはユーザーの心理と乖離した一方的な説明になりがちだが、「投稿させる」ことが目的ではなく、「投稿の仕方を覚えてもらう」という所にフォーカスすることが重要である。

▷iPhone:Today - 目標と日課のための習慣追跡ツール

▷【吹き出しTips型チュートリアル】
要所で訴求し、アテンションする

5.Frontback

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価格: 無料
アプリアイコンのゆるふわ度:  ★★★★★

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前面と背面のカメラを用いて、同じ瞬間を複数の視点で記録できるカメラアプリ。ログイン画面をスクロールするとそのままコンテンツが体験出来るような作りになっており、吹き出しやポップアップを用いて操作を局所的に訴求している。実際の操作への影響が少なく閲覧を阻害しないため、新機能が追加された時など、一時的なアテンションとしての使用も効果的であると言える。しかし機能の全てをこの形で訴求してしまうと画面を侵食していることには変わりなく、押し付けがましい印象を与えてしまうため訴求のバランスが重要である。

▷iPhone:Frontback
▷Android:Google Play で手に入れよう Frontback

▷その”解決”は錯覚かも?「とりあえずチュートリアル」の罠
これまで多くのアプリが導入していた紙芝居的な表現が進化し、動画を用いたチュートリアルや、複雑な表現が増えてきたチュートリアル文化。
冒頭で触れた“Designed by Apple in California”のリリース分に、Appleのデザインチームの思想として以下のような一節があります。

成功の度合いはともあれ、私たちは常にさりげなく見える物を作ろうと努力しています。とてもシンプルで、明快かつこれ以外にありえないというくらい必然的なものです。

Apple Designの20年を振り返る “Designed by Apple in California” より抜粋

私自身、サービスのUIを考える上でどうしても機能が複雑化し「ここは分かりにくいからチュートリアルを入れよう」という、一見解決したかのように錯覚するケースがあります。しかし「チュートリアルでカバーする」という意識ではユーザーにとって最適なものであるとは言えず、「ユーザーに説明する必要がないほどデザインを洗練させる」という行為こそ、我々デザイナーが真摯に向き合うべき課題であると感じています。

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[筆者プロフィール]
佐藤 洋介(さとう ようすけ)
執行役員 | チーフ・クリエイティブディレクター
「Ameba」のクリエイティブ統括室 室長。インターネットテレビ局「Abema TV」や、音楽配信アプリ「AWA」、キュレーションメディア「Spotlight (スポットライト)」、無料ホームページサービス「Ameba Ownd」など、主にユーザー向けのメディアサービスのデザイナーを統括し、クリエイティブ責任者として各サービスのUIデザインを監修。

【Blog】
マテリアルデザインを踏襲した、おすすめアプリ10選
スマホUIデザインのトレンドを追うために、毎日行う3つの習慣
【Twitter】@sugaar

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