“苦い過去”を持つクロップ監督 コウチーニョ移籍騒動に言及「開幕の段階では許されない」

“苦い過去”を持つクロップ監督 コウチーニョ移籍騒動に言及「開幕の段階では許されない」

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  • 更新日:2017/08/13
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過去にレバンドフスキ、ゲッツェを引き抜かれた指揮官は複雑な胸中

プレミアリーグは11日に新シーズンが開幕し、昨季4位のリバプールはワトフォード相手に3-3の引き分けスタートとなったが、移籍市場においてもエース引き抜きの危機という苦難に直面している。スペインの強豪バルセロナが、ブラジル代表FWネイマールのパリ・サンジェルマン移籍の穴埋めとして、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ獲得に全力を傾けているが、ユルゲン・クロップ監督は絶対に移籍を認めない姿勢だという。英地元紙「リバプール・エコー」が報じている。

コウチーニョもクラブに正式に移籍を要求するなか、クロップ監督はバルサ行きを認めない理由を明かしている。

「私は監督のキャリアで多くの選手の売却を迫られてきた。違約金設定のある選手もいれば、持たない選手もいた。レバンドフスキの時は困難に直面した。彼はバイエルンに移籍金ゼロで移ってしまったのだから。いろいろあるんだ」

同紙の取材に対し、クロップ監督はこのように語っている。

2008年から15年まで指揮を執ったドルトムントでは、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェを宿敵バイエルンに引き抜かれて弱体化。2012年には日本代表MF香川真司もマンチェスター・ユナイテッドに移籍するなど、主力流出という運命とともに戦ってきた。それだけに、クロップ監督も思うところはあるようだ。

「タイミングが悪ければ値段は付けられない」

「私が言えることは、人生の全てはタイミングなんだ。クラブはどんなことでも早いタイミングを求めている。我々が試みていたこともそれなんだ。もしも早い段階で(移籍可能か)聞いてきたら、計画の変更も可能かもしれない。だが、シーズン開幕の段階でこんなことになるのは許されない。クラブは何よりも優先されるんだ。これが一番大事なことだ。そして、正しいタイミングで行うこと。選手獲得に関して、我々が望むことだ」

ネイマール移籍による“玉突き人事”ながら、シーズン開幕直後にチームの柱であるコウチーニョを失うことはできない。巨額の移籍金を手にしたとしても、今からワールドクラスの代替え選手を獲得するのは至難の業で、リバプールのオーナーも交渉には応じない声明を発表している。クロップ監督の考えも同じようだ。

「おそらく、全ての人間に価格が存在する。それは正しい瞬間においてだ。タイミングが悪ければ? 値段は付けられないんだ」

果たして、リバプールはコウチーニョを引き留めることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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