ポスト『ポケモンGO』は? 最新AR位置情報ゲームの本命はコレ

ポスト『ポケモンGO』は? 最新AR位置情報ゲームの本命はコレ

  • 日刊SPA!
  • 更新日:2019/05/26

◆ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

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卯月鮎

2016年7月にスタートした『ポケモンGO』は、この夏で3周年を迎えます。リリース後、一端下火になったものの、ブーム再燃もあり売上は相変わらず好調をキープ。調査会社のデータによると、今年の1~3月期は1日あたり平均約230万ドル(約2億5000万円)の売上があったといい、かなり強い数字になっています。AR位置情報ゲームのジャンルでは、世界的に一人勝ちといえるでしょう。

ただ、『ポケモンGO』が今後も盤石かといえば、やや不安要素も見られます。たとえば昨年12月に鳴り物入りで導入された対人戦は、マッチング制限が厳しく盛り上がりに欠け、今のところ「失敗」の声が上がっています。また先日、第4作『ダイヤモンド・パール』のほぼすべてのポケモンが加わり、未実装の人気ポケモンが少なくなってきているのも今後の展開に不安を残します。

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「親友」以上のフレンドのみと遊べる『ポケモンGO』の対人戦。ランダムマッチは未実装

『ポケモンGO』がマンネリ化してくると、浮上してくるのがポスト『ポケモンGO』争い。日本では、2018年11月にドワンゴが新機軸の位置情報ゲーム『テクテクテクテク』をリリースし、『ポケモンGO』の牙城を崩せるか注目されましたが、あえなくこの6月でサービス終了。AR位置情報ゲームの収益化、運営の難しさが浮き彫りになりました。

一方、海外に目を向けると、『ポケモンGO』に匹敵するブームを起こす可能性を秘めたAR位置情報ゲーム2本がアナウンスされています。

まずは、5月17日にマイクロソフトが発表した『マインクラフト アース』。情報が出るや、“マイクラGO”としてSNSでも話題に。もともと『マインクラフト』はスウェーデン発のインディーゲームでしたが、ブロックでできた世界を自由に構築・冒険する奥の深さが多くのゲーマーを魅了し、先日「『テトリス』を抜いて世界一売れたゲームになった」とのニュースも報じられました。

『マインクラフト アース』は、ARや位置情報の要素が取り入れられ、スマホを通すと街がマイクラ世界に早変わり! 「マインクラフトをキミの世界に」をコンセプトに、現実世界で素材や動物などを集めて、自由に建築物を作り、設置することができます。

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『マインクラフト アース』の公式サイト。基本プレイ無料、Android7以上、またはiOS 10以上のスマホが必要

また、特定の場所に行くとさまざまなマイクラ世界が出現し、レアな素材を採掘したり、モンスターと戦ったりできる「アドベンチャー」が楽しめる要素もあるとか。他プレイヤーとの協力もでき、素材集めに散歩するのが楽しくなりそうなタイトルです。

『マインクラフト』のプレイ人口から考えて、ヒットが確実視されている本作。ただ、『ポケモンGO』のようにライト層を巻き込んでのブームになるかは未知数です。『マインクラフト』の自由度の高さと遊び応えは、ゲーム初心者にとっては逆にとっつきにくいと感じる部分でもあります。ピカチュウを筆頭に「かわいいキャラが獲れる!」というキャッチーな面白さが薄い分、そこをどう補うかがカギになりそうです。『マインクラフト アース』は、クローズドベータテストが今夏アメリカで開始予定です。

もう1本は『ポケモンGO』のナイアンティックが贈る新たな位置情報ゲーム『ハリー・ポッター: 魔法同盟』、通称“ハリポタGO”。2019年の配信開始が予告され、すでに事前登録も始まっています。

こちらは魔法界で発生した大災厄により、魔法の道具や魔法生物がマグル界(現実世界)にあふれ出してしまい、プレイヤーが回収・捕獲に奔走するという内容。『ポケモンGO』との違いとしては、「魔法動物学者」「教授」「闇祓い」という職業の概念があり、プレイヤーがアビリティ、スキルを習得していくというRPG寄りのシステムがあります。

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『ハリー・ポッター: 魔法同盟』の公式サイト。協力プレイで危険な敵と戦う要素もあり

シリーズ累計5億部を超えているファンタジー小説『ハリー・ポッター』は、映画も大ヒットし、日本でももちろんおなじみの存在。ナイアンティック開発ということで、『ポケモンGO』のユーザーを引き込みやすいというのもプラスに働きそうです。

いずれ『ポケモンGO』に『ハリポタ』にちなんだアバター衣装や色違いポケモンが登場したり、逆に“ハリポタGO”にポケモンが顔を出したりと、両者のコラボもあるかもしれません。ニュージーランドとオーストラリアでは一足先にベータテストが始まっています。配信まではあと少しです。【卯月鮎】

ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ウェブサイト「ディファレンス エンジン

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