楽天・則本、今季2度目完封11勝!先発全員14安打援護でノリノリ

楽天・則本、今季2度目完封11勝!先発全員14安打援護でノリノリ

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  • 更新日:2017/08/13

(パ・リーグ、オリックス0-7楽天、18回戦、楽天13勝4敗1分、12日、京セラ)楽天が12日、オリックス18回戦(京セラ)に7-0で圧勝。パ・リーグ1位のソフトバンクとの1・5ゲーム差をキープした。先発した則本昂大投手(26)が117球を投げて、4安打7奪三振の好投。今季2度目の完封で11勝目(3敗)を挙げた。この日は、打たせて取る投球でオリックス打線を翻弄した。

押して、引く…。則本が18・44メートルの距離で、絶妙な駆け引きをみせて11勝目。マウンド上の勝負師は終始、冷静だった。

「力で押せるときは押して、打たせる場面は打たせた。相手が早いカウントで打ってきたので、そこも逆手に取った」

前回2日の西武戦(メットライフ)から、中9日のマウンド。今季2度目の完封勝利で、消耗が激しいブルペン陣も休ませた。1位・ソフトバンクとの首位争いに踏みとどまるためにも、負けられない一戦だった。

宝刀・フォークボールの落ちが悪く、すぐさま今季3度目のコンビとなった捕手・足立と配球を組み替えた。最速156キロの剛球に落差のあるカーブに加え、スライダーを多投。四回一死満塁では中島をスライダーで三ゴロ併殺打に仕留め、五回二死一、二塁では吉田正を同じ球で二ゴロに封じた。相手打者の的を外し、早くも自身の昨季白星に並んだ。

「テンポがよく、強い投球をバッテリーでできた」

夏場でも馬力は落ちない。今季から新しいトレーニングを導入したことが要因だ。登板翌日に懸垂を5回、振動する器具の上で腕立て伏せを5回、各2セットを行ってきた。「広背筋が肥大したのを感じるし、指のかかりがよくなった」。過去2年で計1勝だった暑い8月で、回を追っても球威は落ちなかった。

勝つための工夫も怠らない。昨季の使用グラブは茶系、今季開幕前はオレンジ系、開幕からは青色にかえた。右腕はマウンド上で闘志をムキ出しにするが、「カッカッしたときに、(青の)グラブをみると気持ちが落ち着く」と説明し、「何といってもひもの色とのバランスが抜群なんです」と笑った。

梨田監督は「7点差で勝てて、先発が完封という試合はない。さすが則本だ」と絶賛。与田投手コーチは「則本も素晴らしかったし、足立のリードもよかった」とバッテリーをたたえた。

則本と岸の“ダブルエース”の次回登板は、18日からのソフトバンクとの3連戦(Koboパーク)の予定。熱い直接対決-。真夏の大一番に向けて、則本はじっくり爪を研ぐ。 (広岡浩二)

六回途中4失点で8敗目のオリックスD1位・山岡(東京ガス)「相手がいい投手だというのは分かっていたので、何とか粘りたかった」

則本の球を受けた楽天・足立「カーブでカウントを整えられ、見せ球としても有効だった。相手打者は、フォークが来るカウントで迷っていた」

2-0の六回に中前へ2点打を放った楽天・銀次「満塁だったし、ここで打てば流れが来ると思っていた」

データBOX

楽天・則本が5月10日のロッテ戦に次いで、今季2度目の完封勝利。これで通算の完封回数は10度となった。楽天の投手で2桁の完封を記録したのは、18度の田中将大(現ヤンキース)に次いで2人目。田中も則本も10度到達は入団5年目。

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則本は敵地で声援を送ってくれた楽天ファンに向かって、両手をあげて応えた (撮影・山下香)

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