コラかと思ったらマジだった!月がぐんぐん地球に迫ってくる戦慄の動画(NASA)

コラかと思ったらマジだった!月がぐんぐん地球に迫ってくる戦慄の動画(NASA)

  • カラパイア
  • 更新日:2018/06/15

つい最近、「このままじゃ月が地球に衝突しちゃうぞ!」的展開の、かぐや姫をSF化したような清水 玲子先生の漫画輝夜姫を読んだばかりなので、なんというタイムリーな臨場感。

巨大な月が地球上にある山の尾根にぐんぐんと迫ってくるこの動画は、NASAが今月公開したもので、混じりっけなしのリアルである。

また月が高速で移動しているように見えるが、早送りしているわけではない。

いったい何が起きているのだろう?

【他の記事を見る】太陽系惑星が地球上空に集結。ロシア連邦宇宙局が制作した月と惑星を置き換えたCG映像

Moon Setting Behind Teide Volcano

大西洋上のテネリフェ島で撮影

こんなに月がでかいわけが...
コラにしか見えないわけだがリアルである。

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image credit:youtube

この動画は、2018年5月30日の朝、日の出と共に空に浮かぶ満月が地平へと沈むときに撮影されたものだ。

撮影場所は大西洋にある、スペイン領カナリア諸島テネリフェ島のテイデ火山に近い山の高所で、スペインのカメラマン、ダニエル・ロペス氏が撮影した。

月が地球に衝突しそうに見えるからびっくり!
しかもかなり高速で山に迫ってくるが早回しをしているわけではない。

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image credit:youtube

ではその種あかしをしていこう。

なんでこんなに月が巨大に見えるの?

月が驚くほど大きく見える理由は、その撮影方法にある。

望遠レンズを使用することで、山と月の間の見かけ上の距離が大幅に圧縮されて見えるのだ。圧縮効果と呼ばれるもので、撮影者(観察者)が被写体群から距離(撮影距離)を取ることで効果が強くなる。

撮影された山は、望遠鏡から約16キロ離れていたという。

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image credit:APOD/Daniel Lopez

なので実際に、山の上から日の出と月を見ている人々から見ると、月はこんなに巨大には見えていないのだ。映像では巨大な月が最後に消えるように沈んでいくが、山の上にいる人から見ると消えてはいない。

月が速く動いているように見えるのはなぜ?

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image credit:youtube

まるで早回しをしているかのように月は素早く動いている。
だが実際にタイムラプスと呼ばれるような早回し動画ではない。

いったいなぜなのか?

地球の自転が関係しているのだ。我々は、その地球が球形なことに無自覚なまま暮らしているが、同様に地球がかなり速い速度で自転していることにも無自覚だ。地球の自転速度はなんと時速1700kmに及ぶ。

望遠レンズの圧縮効果により、地球と月の距離が極端に圧縮されて見えるため、その動きも凝縮され、実際にはゆっくり動いているものが速く動いて見えるのだ。

References:sciencealert

・あわせて読みたい→これどんな黙示録?と思ったらリアルだった。ニューヨークで撮影されたゾクっと不気味な月の画像

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