【サッカーコラム】川崎と松本の敗退 Jの一発勝負は怖いが...

【サッカーコラム】川崎と松本の敗退 Jの一発勝負は怖いが...

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2016/11/30

【No Ball,No Life】

一発勝負は怖い。J1のチャンピオンシップ(CS)では年間勝ち点2位の川崎が準決勝で同3位の鹿島に敗れ、J2からJ1への昇格を争うプレーオフ(PO)では3位の松本が、6位の岡山に敗れた。

川崎(勝ち点72)と鹿島(59)のレギュラーシーズンでの勝ち点差は13。松本(84)と岡山(65)は19といずれも年間勝ち点で大きく上回ったチームが敗退。川崎で主将を務めるMF中村憲は「喪失感が大きい」と肩を落とした。

川崎は年間勝ち点1位の浦和(74)と2差。松本もJ2王者の札幌(85)と1差で、最終節まで自動昇格を争った清水(84)とは得失点差の争いだった。

川崎の風間監督は「これで全ての意味で、敗者になったとは思わない」。松本の反町監督も「勝ち点84には胸を張っていい、と選手に伝えた」とイレブンの戦いをたたえた。

上位チームにはホーム開催かつ引き分けでも突破のアドバンテージがあるものの、何が起きるかわからないのが一発勝負。一年間積み上げてきたものが、たった1試合で水の泡となるレギュレーションは上位チームにとって極めて非情といえる。

J1のCS制度は今季限りで廃止される。J2の昇格POも来季以降は現行の制度で行われるかは未確定で、制度のあり方に議論の余地はあることは間違いない。

ただ、川崎も松本もレギュラーシーズンであと1勝していれば、一発勝負を回避できていたのも事実。下位チームに足をすくわれたのは気の毒だが、両チームともそういう場面が何度もあったから、こうなったという見方もできる。

そういう意味では、CSやPOの結果に一年の戦いが反映されている。今季のJリーグの制度が、一年間の戦いを軽視しているとは言いきれない。(清水公和)

No image

23日のJリーグチャンピオンシップ準決勝で敗れ、肩を落とした川崎・大久保

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

Jリーグカテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
東海得点王のFW畑潤基、J内定GKの牙城崩すも「まだまだ実力不足」
J2金沢内定の仙台大DF榎本滉大が“金沢”撃破「勝てて良かった」
注目ルーキーのFW岸晃司が激戦に終止符打つ決勝ヘッド! 専修大を勝利に導く
[MOM412]静岡産業大FW藤田脩人(3年)_初の全国で先制点! 監督期待の“持っている”男がチームを救う
「他の大学生GKとは違う」敵エースも脱帽、関西大GK前川がJ1内定の実力示す
  • このエントリーをはてなブックマークに追加