広島91年以来本拠胴上げピンチ 台風進路変えて~

広島91年以来本拠胴上げピンチ 台風進路変えて~

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2017/09/17
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広島対ヤクルト 9回裏広島2死一、三塁、エルドレッド(手前)が空振り三振に倒れ、悔しそうな表情を見せる緒方監督(左から2人目)(撮影・河野匠)

<広島4-5ヤクルト>◇16日◇マツダスタジアム

セ・パ同日Vならず…。広島がヤクルトに逆転負けを喫し、優勝へのマジック1のまま足踏みした。序盤で主導権を握り、中盤までリード。しかし7回に先発薮田が同点に追いつかれ、8回に今村が勝ち越しを許した。今日17日は台風18号が接近する予報で、試合が流れると18日は甲子園での阪神戦。91年以来の地元胴上げに黄信号だ。絶好の機会で優勝を決められず、緒方孝市監督(48)新井貴浩内野手(40)も悔しがった。

天が味方した。広島ファンならずとも、そう思ったはずだ。広島市内だけ雨雲が消え、30分遅れの午後2時30分に奇跡的にプレーボールがかかった。今季最多の3万2336人の入場者でマツダスタジアムはパンパンだ。2回から小雨が降り、照明こそ点灯したが、流れは完全に広島だった。3回に丸が先制の2点適時打。4回には新井が9号ソロで追加点を挙げ、押せ押せムードで試合を進めた。

緒方監督 ファンも我々チームも勝って決めたかったところで勝ちきれなかった。残念というか、悔しいです。初回からすごい応援を感じていた。残念です。

勝負の女神は簡単にほほ笑んでくれなかった。粘投を続けた薮田が、7回にヤクルトの代打大松に同点の2点適時打を浴びた。独特の雰囲気での登板に緒方監督は「中盤、球が浮いてきたけど、修正できたと思ったから7回も行かせた。最後は打ち取っている打球とは思うけど、(野手の)間を抜けてしまった」とぽつり。遠く離れたメットライフドームでソフトバンク工藤監督が宙に舞っていた8回には、今村が2四球などでピンチをつくり、中犠飛で勝ち越しを許した。

8度目のリーグ優勝、37年ぶりの連覇がお預けとなり、59年ぶりのセ・パ同時優勝も消滅した。それだけではない。今日17日には台風18号が接近する予想で、広島市民が待ち望む91年以来の地元胴上げにも黄色信号だ。緒方監督は「天気だけは仕方ない。明日に備えて準備をする、それだけです」と前を向く。チーム最年長の新井も「今日決めたい思いはあった。悔しい。(台風は)どうしようもない。次の試合に準備したい」と切り替えた。

今日17日の試合が流れれば、18日は甲子園での阪神戦となる。約200万円をかけて設営されたマツダスタジアム駐車場のビールかけ会場は解体される。6000本のビールも、出番を待っているが…。歓喜目前で生みの苦しみ。台風よ、進路を変えてくれ。それが広島の願いだ。【池本泰尚】

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