“前回出場”の2年前は1年生で唯一の先発...松山工DF志摩主将「今度は自分が全国に...」

“前回出場”の2年前は1年生で唯一の先発...松山工DF志摩主将「今度は自分が全国に...」

  • ゲキサカ
  • 更新日:2017/11/14
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[11.11 選手権愛媛県予選決勝 今治東中等教育学校1-2松山工高 西条市]

2年前の“全国”を知る主将は、最終ラインから声でチームを盛り立てた。松山工高DF志摩奎人(3年)はベスト16入りを果たした2015年度の選手権で、1年生で唯一のレギュラーとして全2試合に先発出場。主将として迎えた今大会で2年ぶりの全国行きを決めると、「前回は3年生に連れて行ってもらったぶん、今度は自分が全国の舞台に連れて行けて光栄です」と喜びを露わにした。

「前半のうちに失点してしまって苦しい展開になった」。そんな主将の言葉どおり、県予選決勝の今治東中等教育学校戦はセットプレーから2年生GKのミスが出て、早々に先行される形で始まった。それでもすぐさま後輩守護神に「まずは『気にするな』と伝えた」とフォローをすると、「チーム全員で試合に勝つためにやってきたので、まずはみんなで同じほうを向いて切り替えようと考えた。そのために自分が声を出していった」と悪い空気を断ち切ろうと立ち上がった。

そんな中で序盤の“オプション”だったロングボール攻勢から、徐々に「自分たちのサッカー」であるパスワークに軸足を移すと、前半のうちにFW芳之内啓(3年)の技ありループシュートで同点。その後も「最終ラインが下がったことで、スペースが空いた」(志摩)という相手陣内に攻め込み、後半23分には芳之内が2点目を決めて、試合をひっくり返すことに成功した。

そこからは今治東の攻撃を受けるシーンも見られたが、「声はいつも以上に出していけたと思う」という志摩を中心に相手のフィードを力強く跳ね返し続け、さらなる失点は許さず。最後は志摩が足をつってピッチの外に出るアクシデントもあったが、見事に2年ぶり6回目の全国大会出場を手にした。

試合後、志摩は「1失点の苦しさは試合の中で感じたが、その後に自分たちの流れが来て、得点できて良かった」と笑顔。主将としての仕事については「足がつってしまって、ピッチの外で終了の笛が鳴ったのは悔しい。もっとチームのためのキャプテンになりたい」と満足はしていないが、みんなでつかんだ全国の舞台に「まずは1勝を目標にがんばりたい」と意気込んでいた。

(取材・文 竹内達也)▼関連リンク

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