世界のスマホアプリ市場、18年に1000億ドル超――App Annie調査

世界のスマホアプリ市場、18年に1000億ドル超――App Annie調査

  • ITmedia NEWS
  • 更新日:2017/12/06
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「2018年のアプリ市場規模は、全世界で1000億ドル超え」――アプリ開発者向けの市場調査などを手がける米App Annieは12月5日、スマートフォンアプリの市場予測を発表した。18年はAR(拡張現実)分野やスマートスピーカー市場が拡大していくという。

AR(拡張現実)アプリのダウンロード数が堅調に推移(米国、iPhone)

17年10月時点で、「App Store」「Google Play」の登録アプリは、それぞれ200万件と350万件を超えているという。日本や米国などの成熟市場では、平均で1人あたり1日2時間アプリを利用し、17年の両ストアの消費支出は40以上の国で各1億ドルを超えると見られている。

18年もアプリ市場は成長を続け、世界のモバイルアプリストアの消費支出は前年比で30%増加し、1100億ドルを突破する見通し。支出の大半はゲームアプリだが、18年以降はそれ以外のアプリが占める割合も増加するという。この変化はサブスクリプション(定額制)を採用するアプリによるもので、支出の増加ペースはゲームアプリを上回るとしている。

地域別に見ると、中国、インド、ブラジルが成長傾向。中国の成長率は世界の他の地域を大きく上回る予測で、インドとブラジルはAndroidユーザーの利用時間をけん引する見込み。インドとブラジルは、17年10月31日までの1年間で利用時間が前年比でそれぞれ50%増、30%増となった。通信環境やスマートフォンのさらなる普及で、この傾向はますます加速することが予想される。

また、「Pokemon GO」「Snapchat」などの普及で、AR分野への関心も高まっている。Facebook、Google、Appleのほか、Alibaba、Baidu、Tencentなどの中国企業もAR関連のプロジェクトに注力。17年9月以降、米国ではARアプリのダウンロード数が大きく伸びている。米Nianticから発表されたARゲーム「Harry Potter : Wizards Unite」が話題になったのも記憶に新しい。

App Annieは「人々の『すぐに知りたい』ニーズに特化したアプリが幅広く関心を引き寄せる」と予測。エンターテインメントを超えた実用アプリが習慣的に利用されると予想する。

日本では今年「Google Home」「Amazon Echo」「Clova WAVE」が相次いで発売されたが、世界でもスマートスピーカー市場は拡大する見込み。

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Amazon Alexa連携アプリのダウンロード数の推移(全世界、App Store、Google Playの合計)

家庭向けの音声エージェント市場は、Amazonが第1世代のEchoを発売した14年にスタート。16年に49.99ドルで発売された第2世代のEcho Dotが世界市場を大きくけん引した。今後もAppleや韓国Samsung Electronics、Alibaba、Baiduなどの新規参入により同市場はさらに拡大し、家庭内のコネクテッドホームデバイスの導入も増加するとApp Annieは予測する。

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