元横浜の名参謀小倉氏、熊本で球児に伝えた野球愛

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2017/11/15

時おり厳しいゲキを飛ばすも、温かいまなざしで試合を見守る小倉さん

熊本・山鹿(やまが)市民球場で12日、城北高校創立50周年記念招待試合が行われ、神奈川から招待された横浜が8対5で城北に勝利した。スタンドは城北の全校応援約700人、地元少年野球選手(40チーム、約600人)を含む約3000人の観客が集まり、春夏5度の全国制覇を誇る名門・横浜のプレーを熱く見守った。

城北・末次敬典監督(66)は「勝機を逃さない貪欲な姿勢が特に勉強になった。今日、試合を見た九州の子供たちに、野球への夢と希望を持ってもらえたらうれしい」と話した。この招待試合は、6年前に横浜と練習試合をした縁がつながり、実現に至った。

■「こうやれば、勝ちにつながる野球」

トレードマークだった太鼓腹が、ジム通いと食事制限で引っ込み「16キロも痩せたんだ」と自慢する小倉さん。「選手に教えたことが、結果になって出た時は何よりもうれしいよね」と目を細める。今も北海道から沖縄まで、指導のオファーが絶えないが、家を空けるのは1カ月のうちの10日間に抑え、家族との時間も大切にしているそうだ。モットーは「正しい、細かい野球を教え、こうやれば勝ちにつながるという野球を伝える」。鍛えて強くしてきた、横浜指導者時代と変わらない。

試合後、球場の外では選手たちがおなかを空かせた子供が夕食を待つような目をして整列していた。小倉さんのアドバイスを待っているのだ。

「着替えてグラウンド戻っとけ~。帰ったら練習だ~!」

今もなお、心から野球を愛する小倉さんのダミ声が、広く澄んだ熊本の秋空に響きわたった。【樫本ゆき】

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