ヤンキース突破、田中将大の快投から“劇変”も「自分でそれ言ったらダサい」

ヤンキース突破、田中将大の快投から“劇変”も「自分でそれ言ったらダサい」

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  • 更新日:2017/10/12
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シャンパンファイトで歓喜するヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

第3戦で気迫十分の投球、流れ変えるも「それは周りの人が判断して」

ヤンキースは11日(日本時間12日)、インディアンスとの地区シリーズ第5戦に5-2で勝利し、5年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。敵地で2連敗を喫したものの、本拠地に戻った第3戦で田中将大投手が7回3安打無失点7奪三振1四球と快投。気迫十分の投球で勝利だけでなく、シリーズの流れも引き寄せ、奇跡の3連勝を呼び込んだ。ただ、右腕は「それは周りの人が判断してください。自分でそれを言ったらダサいっしょ」と冗談交じりに話し、次のステージへと目を向けた。

地区シリーズ突破の瞬間を田中はブルペンから見守った。第3戦から中2日となったこの試合、“総力戦”に備えてブルペンで待機。結果的に、ヤンキースはサバシア、ロバートソン、チャプマンのリレーで逃げ切ったが、もしもの場合に備えて心の準備は整えていた。

「(どんな場面で行くかの説明は)ないですよ。とりあえず、みんなで揃って(ブルペンに)行っただけなんで。(気持ちの準備?)それはそうですよ。入るわけなんだから」

試合はグレゴリアスの2打席連続本塁打で3点を先制したヤンキースが、5回に1点差に迫られたものの、9回に2点を追加して勝利。「本当に今日もしびれるゲームでしたけど、勝って次に進めたのでよかったです」。今季リーグ最多のシーズン102勝を挙げたインディアンスを、91勝でワイルドカードに進んだヤンキースが打ち破った。

「これまでと違って自分が少なくても貢献できたんで、その点が一番嬉しい」

第1戦は0-4で完敗。第2戦は5点差を逆転される悪夢の敗戦で、崖っぷちに追い込まれた。ジラルディ監督の采配や、試合の重要な局面でチャレンジをしなかった判断に批判が集まるなど流れは最悪で、ヤンキースの逆転を信じる声はほとんどなかった。しかし、田中の快投が劇的に流れを変えた。

もっとも、本人は「たまたまですよ」と話し、「それは分からないですよ。周りの人が判断してください。仮に自分でそれ言ったとしてもダサいっしょ」と笑顔。「これまでと違って自分が少なくても貢献できたんで、その点が一番嬉しいですね」と次のステージに駒を進めたことを素直に喜んだ。

13日(同14日)に開幕するリーグ優勝決定シリーズでは、敵地ヒューストンで行われる第1戦か第2戦で先発する見込み。救援待機したことなどもあり、調整に難しさはあるものの、「負けたら終わりなんで、その先のスケジュールまでは決められないので。まあそれは、どうにでも。今後はまた監督・コーチと話をして、登板から逆算してスケジュール決めていくと思います」と平然と話した。

「もう、自分たちはワイルドカードからやってますし、(レギュラシーズンで)自分たちより勝ってるチームしかいないので」

ワイルドカードから一気に史上最多28度目の世界一へ。名門球団が確実に大きな流れに乗っている。(Full-Count編集部)

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