共演者を批判、BMWで爆走...沢尻エリカ「お騒がせ」伝説の数々

共演者を批判、BMWで爆走...沢尻エリカ「お騒がせ」伝説の数々

  • 現代ビジネス
  • 更新日:2019/11/20
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女優の沢尻エリカ容疑者(33歳)が逮捕された。

合成麻薬MDMAを所持していた疑いだが、報道によれば、警察の取り調べに対して、10年以上前から大麻やMDMA、LSD、コカインなどを使用していたと供述しているという。

振り返れば、10年以上前から彼女の奔放さには時折、見ていて不安になるものがあった。圧倒的な美しさと演技力、そしてその対極にあるような奔放な言動――。相反する特徴が、独特の魅力を形作っていたのはたしかだが、キャリアの早い段階でその野放図な言動が「放置」されていたことが、結果的に今回の逮捕につながったようにも見える。

芸能界には、彼女に忠告を発し、奔放な振る舞いについて叱責できる存在はいなかったのか、軌道修正のタイミングはなかったのか、とも思ってしまう。過去の週刊現代の報道をもとに、キャリアの早い段階を中心として彼女の言動を振り返ろう。

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〔PHOTO〕Gettyimages

共演者「痛烈批判」事件

「何十テイクやったと思います? ものすごい数ですよ。誰のせいか知らないですけど」

沢尻が俳優の柳楽優弥をこんな言葉で痛烈に批判し、その場にいた記者たちを唖然とさせたのは、いまから13年前の2006年。この年、映画『シュガー&スパイス〜風味絶佳』の主演を務めた沢尻は、プロモーション用のインタビュー取材を受けた際に、共演の柳楽(当時16歳)に対する辛辣なコメントを連発したのである。

柳楽は2004年に是枝裕和監督『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭・主演男優賞を受賞し、実力派として知られていたが、沢尻はそんな「権威」もどこ吹く風。

「ラブストーリーなんだけど、まあ、共演者がアレじゃねえ」
「まだまだ彼、子供だから。話って言っても、そんなにないけれど、まあ、頑張ってほしいな、これから」

と、あからさまな上から目線で容赦がなかった。

別の日に行われたプロモーションの対談では、二人はお互いに目も合わせず、沢尻は柳楽が話している間も外を向いたままだったという。

さらに、彼女の態度も記者たちの間では話題になった。終始腕組み、足組みで、記者の質問に対しても、

「質問の意味がわかんない」
「何が聞きたいわけ?」

といった言動をとり続けたという。

「めったに出会えない女優」

沢尻が世間に名を知られるようになったのは、この前年の2005年。『パッチギ!』で在日コリアンの高校生リ・キョンジャの役を演じたことがきっかけだ。

「肝の据わり方が違う。めったに出会えない女優」

監督を務めた井筒和幸氏をしてこう評せしめる演技力で、数々の賞を受賞。同年10月にはドラマ『1リットルの涙』(フジテレビ系)で難病に苦しむ女子高生の役を演じ、「清純派」としての地位を確立しつつあった。

しかし、いささか肝が据わり過ぎていたのだろうか、また若くして国民的女優の地位を得たことからくる自負と慢心もあったのか、上記の事件を皮切りに、次々と「お騒がせ事件」の主役となり、良くも悪くも、当初の「清純派」のイメージを裏切っていく。残念ながらその言動に歯止めはかからなかった。

BMW事件

2007年には、免許取得直後にBMW Z4を購入。500万円以上の買い物だったと言われる。最初の一台がBMWというのが「いかにも」だが、免許取得直後にもかかわらず、初心者マークを貼っていなかったことを写真週刊誌『FLASH』に報じられてしまった。立派な道路交通法違反だ。

さらに、この年の12月には大型バイクとの接触事故を起こしてしまう。幸い大事には至らなかったが、別の問題が勃発した。当時、沢尻は国産車のCMに出演していたが、わずか4ヶ月ほどで契約が終了してしまったのだ。事故や道交法違反の件も影響したと見られたが、沢尻がそのスポンサーの国産車ではなく、BMWを乗り回していたことが嫌がられたというのがもっぱらの世評だった。

当時、沢尻は21歳。芸能人でなければ、社会人になりたてか、なる前くらいの年齢だ。「我が道を行く」と言えば聞こえはいいが、止める人はいなかったのだろうか。

「別に…」事件の波紋

2007年、映画『クローズド・ノート』のプロモーション会見で行なった「別に…」事件は沢尻の代名詞のようになっている。

会見のあいだじゅう不機嫌な様子で、見かねた司会者が何かしゃべってもらおうと「思い入れのあるシーンはありますか」と聞いたところ「特にありません」とつっけんどんに答えた。撮影中にクッキーを焼いて差し入れしたことについて、その心情を聞かれたときに飛び出したのが、後々まで語られる「別に…」という答えだ。

実はその前後でも、似たような言動が注目されていた。

「別に…」会見の前日には、『めざましテレビ』でプロモーションを行ったが、肘をついて話を聞く無精な態度。『ラジかるっ』でも終始不機嫌な様子を見せ、司会の女子アナと目を合わせることさえなかったという。

「当時よく言われていたのは、沢尻が女子アナが苦手だということ。本音を貫く生き方をし、自分の力でやってきた彼女は、終始ニコニコしている女子アナに対して違和感を抱いていたそうです」(当時を知るスポーツ紙記者)

このころには、アナウンサーが気に入らないと、インタビュー中に突然席を立ったり、テレビ局のインタビューを受けた後に「だから田舎のアナウンサーは嫌いなの!」と吐き捨てたこともあったという。

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映画『ヘルタースケルター』の会見(2013年)〔PHOTO〕Gettyimgaes

もっとも、彼女を真面目であると評する声も少なくない。早いうちに父親と兄を亡くし、自分の力で苦労してやってきたという自負もあったのかもしれない。演技への真剣さが、周囲への苛立ちに繋がった可能性もある。しかし、だからと言って横暴な振る舞いが彼女自身のキャリアにいい影響を与えるかと言えば、そうではなかっただろう。

これと前後するように、プライベートでは、ハイパーメディアクリエイターの高城剛氏との交際が報じられ、二人でクラブに通う様子が報じられた。

高城氏が過去、大麻の使用をほのめかすような発言をしていたことも影響したのだろう、2009年秋には所属事務所スターダストプロモーションとの契約が打ち切られる。何かここに大きな分水嶺があったように見える。

2010年には、復帰仕事として、たかの友梨ビューティークリニックのTVCMでセミヌードを披露するが、その後も女優の活動は控えていた。

2012年には女優復帰し、蜷川実花監督『ヘルタースケルター』では日本アカデミー賞主演女優賞を獲得する。その後も、映画、ドラマに出演を続けるが、かつて肩を並べていた綾瀬はるかや長澤まさみといった女優と比べると、どうしても過去の言動やブランクが「枷」となっている感は否めなかった。

幻になった「集大成」

そんな彼女の元を訪れた希望が、2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』だ。沢尻は、斎藤道三の娘役で出演していた。

沢尻は今年3月の会見で、

「芸能生活20周年にして、やっと、ようやく、大河に出演することができました。本当にうれしく思います」

と、目に涙を浮かべて語った。

「12歳で芸能界に入って、右も左もわからなくて、ただがむしゃらに…。たくさん失敗もしたし、挫折もして、いろいろ学んで、ここまでくることができました」
「20年間、芸能界で生きてきて培ってきたもの、自分が持っているもの、すべてこの作品に捧げたいと思います」

と決意を語った。上記のような経緯が胸に去来したのだろう。

だがその半年後、彼女は逮捕された。

自分が持っているものすべてを捧げたい――その思いも、薬物への欲望に勝つことはできなかったのだろうか。キャリアの早い段階でズレ、修正されることのなかった軌道は、徐々に正しい方向から外れて行ったのかもしれない。

「めったに出会えない女優」

デビュー時にそう評された女優が、「集大成」と位置付けた演技を見られないのは、とても残念だ。

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