小川Jr.雄勢、父子V!ロンドン五輪代表・上川に一本勝ち/柔道

小川Jr.雄勢、父子V!ロンドン五輪代表・上川に一本勝ち/柔道

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  • 更新日:2017/11/13

柔道・講道館杯全日本体重別選手権最終日(12日、千葉ポートアリーナ)来年の世界選手権(アゼルバイジャン)代表第1次選考会。男女計7階級が行われ、男子100キロ超級決勝で、五輪銀メダリストの直也氏を父に持つ小川雄勢(21)=明大=が2012年ロンドン五輪代表の上川大樹(28)=京葉ガス=に一本勝ちして初優勝。女子52キロ級は世界ジュニア選手権覇者の阿部詩(うた、17)=兵庫・夙川学院高=が決勝で立川莉奈(21)=福岡大=に延長の末に優勢勝ちし、初優勝した。

柔道家の遺伝子を受け継ぐ若き才能が、一気に頂点へ駆け上がった。男子100キロ超級で、小川が初優勝。1992年バルセロナ五輪銀メダリストで95年大会の95キロ超級を制した父の直也氏との「親子優勝」を達成した。

「胸を借りるつもりでいった。一発にかけるつもりで狙っていた」

決勝では「憧れている」という明大の先輩、上川と対戦。何度も練習でぶつかり、分が悪い相手だったが、思い切りが奏功した。

2012年ロンドン五輪代表の実力者を相手に、果敢に攻めた。2分すぎ。流れを一変させた。小川が大内刈りを仕掛け、豪快に倒して一本勝ち。来年9月の世界選手権(アゼルバイジャン)代表第1次選考会となる重要な舞台で、成長ぶりをアピールした。

小川は、これまでに2014年世界ジュニア選手権団体(米フロリダ州フォートローダーデール)金メダル、15年世界ジュニア選手権(アブダビ)銅メダル、16年グランドスラム(ロシア・チュメニ)銀メダル獲得など実力を発揮し、早くからホープとして期待された。だが、このところ成績が振るわなかっただけに、この初優勝は喜びもひとしおだ。息子の闘いぶりに観戦した直也氏は「びっくりした。あっぱれだね」と目を細めた。

女子52キロ級でも、世界ジュニア選手権覇者の阿部が初優勝を飾った今大会。2020年東京五輪を目指す若きスター候補が輝きを放った。

井上康生・男子日本代表監督「2020年世代の選手たちが出てきたのは明るい材料」

男子100キロ級を制した飯田健太郎(国士舘大)「(決勝は)何とか返し技が決まったけど、自分の技で投げたかった。悔いが残る」

★男子100キロ超級の現状

今年9月の世界選手権(ブダペスト)で、王子谷剛志(25)=旭化成=は3回戦敗退、2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(25)=日本中央競馬会=は2回戦敗退だった。今年2月のグランドスラム(GS)パリでは七戸龍(29)=九州電力=が銀メダルを獲得。世界では、五輪2大会連続金メダルのテディ・リネール(28)=フランス=が王者に君臨する。

講道館杯全日本体重別選手権

柔道の男女各7階級の体重別日本一を決める大会で毎年11月頃に開催される。1976年に男子のみの「国際試合強化選手選考会」の名称で始まり、96年から現名称。女子は89年に「全日本女子強化選手選考会」として始まり、95年に「全国女子体重別選手権」と名称が変更され、2003年に男子と統合した。かつては柔道の総本山である講道館で開催されていたが、03年からは千葉ポートアリーナで開催されている。

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小川(上)が実力者の上川を破った。見事な一本勝ちだった(撮影・福島範和)

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