日大 大塚学長が謝罪「謝っても謝りきれない事態を招いた」

日大 大塚学長が謝罪「謝っても謝りきれない事態を招いた」

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2018/05/25

日大アメリカンフットボールの選手が無防備な関学大の選手に後方から悪質なタックルをして負傷させた問題で、日大は25日午後、大塚吉兵衛学長が東京都内で緊急記者会見を行い、負傷した関学大の選手、保護者、そして関学大の関係者に謝罪したほか、学校の一連の対応についても謝罪の言葉を口にした。

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会見冒頭、頭を下げる日大の大塚学長(撮影・吉田 剛)

日大選手の反則行為について「あってはならない危険な行為」とし「関学大の選手にケガをさせてしまったことを、本学の長である私も責任を感じています。謝っても謝りきれない、このような事態を招いてしまい申し訳ございません」と謝罪した。

ケガを負わせた当該選手について「1日も早く戻ってこられるように復帰計画を考えている」とし、進路や将来についても力を注ぐことを明言した。

また、「部同士、連盟で解決できるという考えできたことは事実」と述べ、対応の遅さを認めた。こういった学校の対応から、校外はもちろん、OBからの批判も多くあることにも触れ「ご批判は私が中心となって受けて参りますが、学生諸君の負担にならないよう、ご協力をお願いしたい」と、同校学生に対しての配慮も求めた。

今月6日に行われた定期戦で関学大QBを負傷させた日大DL宮川泰介選手(20)は22日に開いた記者会見で、反則は内田正人前監督と井上奨(つとむ)コーチの指示だったと主張。しかし、23日に行われた内田前監督と井上コーチの会見で、両者は宮川選手の主張に反論。内田前監督は「私からの指示ではない」と相手QBを負傷させる意図の指示を出したことを否定。井上コーチも「宮川選手にQBを倒してこいと言ったのは真実」と認めたものの「ケガをさせるという目的の指示はしていない」と説明した。

これらの流れを受け、日大教職員組合は24日に声明を発表。「大学側の不誠実さを広く世に知らしめた。このままでは日本大学の信用は地に落ちるばかり」とし、田中理事長の会見、問題究明のための第三者委員会の立ち上げなどを要求していた。

また、大塚学長は、現時点では問題解決や再発防止が先決として、引責辞任を否定した。

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