「ライクを稼いでも、社会は変えられない」。マイノリティーに光を当てる28歳の女性写真家スケーター。

「ライクを稼いでも、社会は変えられない」。マイノリティーに光を当てる28歳の女性写真家スケーター。

  • Be inspired!
  • 更新日:2017/09/16

インスタグラムは楽しいけれど、写真に「いいね」がつくだけで満足してない?その先に、もっと楽しくて、社会のためになるような世界が待っていると知っているだろうか?

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Rachelle VinbergPhoto by Alana Paterson

オーストラリア人のSarah Huston(サラ・ヒューストン)はスケーターの写真を撮るのが好きで、日々撮った写真をなんとなくインスタグラムにあげていた。しかしある日、「インスタに写真をあげて、ライクをもらってなんになるの?もっとできることはないの?」と疑問を持ち、現実世界で展示会をすることを決める。

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サラは右から二番目

しかし「展示するって私何様?」と感じたというサラはインターネットで世界中のスケボーフォトグラファーの作品をキュレートし、それを展示することを思いつく。そのとき彼女が決めたルールは、「女性スケーター」を撮る「女性スケボーフォトグラファー」の作品だけをキュレートするということ。

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Jenn SotoPhoto by Zorah Olivia

スケボーカルチャーは男性中心である。そこでこれまでスポットライトを当てられていなかった女性スケーター、そしてさらに影に隠れがちな女性スケボーフォトグラファーたちが輝ける場を作ったのだ。この展示会はYeah Girlと名付け、これまでオーストラリアとデンマークの2ヵ国で開催している。

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Photo by Emil Brandt

展示会の収益は以前Be inspired!でも取りあげた「スケボーを使った遊びを通して教育を行なう非営利団体」SKATEISTANに寄付している。SKATEISTANは女性がスポーツをするのが社会的に禁じられているアフガニスタンで女の子たちのためにスケボー教室を無料で開き、現在アフガニスタンは世界一女性スケーターを輩出する国とまでなった。この団体の理念に共感したサラは寄付が展示会の意義をさらに高めると確信したそうだ。更にはYeah Girlも展示会の期間に女の子にスケボーを教えるワークショップを開催。写真の展示だけでなく、スケボーが好きな女の子たちが様々な形で輝ける現実世界でのコミュニティを作り出したのだ。

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Photo by Emil Brandt

インスタで人とつながったり、写真をアップしてライクをもらうのも楽しいが、行動に写せばそれが現実世界でのコミュニティになるとサラは教えてくれた。どんなにニッチな世界でもインターネットだから繋がれる。それを利用して、インスタから現実に世界を広げ、社会のためになるような行動を起こせたら、それはSNSのいい活用法なのではないだろうか。

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Yeah Girl

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Photo by Emil BrandtWebsite:http://www.yeahgirl.com.au/Instagram:@yeahgirlskateboardingFacebook:https://www.facebook.com/yeahgirlskateboarding/Text by Noemi MinamiーBe inspired!

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