今、買うべきか?待つべきか?有機ELテレビ最新4モデル徹底比較

今、買うべきか?待つべきか?有機ELテレビ最新4モデル徹底比較

  • @DIME
  • 更新日:2017/11/13
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店頭での存在感が増す有機ELテレビ。高画質と超薄型を実現する次世代テレビとして期待されているが、価格はかなり高額だ。はたして、いつが買い時なのか? 最新4モデルをもとに検証した。

【有機ELテレビは今買いか?】

現在の有機ELテレビは液晶に比べて確かに高価です。当然、その価格に見合う価値がなくては買う意味はありません。現在各社から登場する有機ELテレビは、画質・デザインともに確実に「液晶と異なる」特徴、商品価値があります。各社がハイエンドモデルに有機ELテレビを投入していることからもわかるように、各社が誇る最先端の技術を投入しています。お金を払っただけの画質とデザインの違いを感じられ、他人にも自慢できるモデルといえます。現状は間違いなく次世代テレビの本命といえるでしょう。

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ジャーナリスト 西田宗千佳

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、ネットワーク関連など。朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞などで執筆中。

【有機ELテレビ選びのポイント】

●どのようなコンテンツを見たいか

ホームシアター的に映画などを楽しみたい人には最適。最近ではUltra HD Blu-rayをはじめ、ネット配信のオリジナルドラマでも4K+HDRコンテンツが増えてきた。それらをじっくり楽しむのであれば、有機ELがオススメだ。

●置き方、サイズにこだわりたいか

液晶との最大の違いは「薄さ」と「軽さ」。壁掛け・壁寄せする際に液晶と大きな違いが出る。そのためリビングをより広く利用したい、インテリアにこだわりたいという人に向いている。

●チューニングのこだわりに注目!

各社の有機ELテレビのパネルは、基本的に同じメーカーのパネルを採用している。だが、メーカーごとにチューニングはかなり異なり、そこに各社のこだわりを見い出せるため、メーカーの好みや姿勢で選び方が変わってくる。

●音質に妥協したくない人は「必聴」

現在有機ELテレビは各社において最上位モデル。各社とも音質にも相当の力を入れて開発している。パナソニックは同社のオーディオブランド「テクニクス」の技術を取り入れ、ソニーはパネルから音を再生するなど魅力大。

《有機ELと液晶テレビはココが違う!》

[ココが違う!]漆黒の黒から眩しい輝きまで、豊かな映像表現を実現

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パネル自体が発光する方式なので発光しなければまさに漆黒の黒、逆に光量を上げれば眩しい輝きを表現できる。光量をコントロールすることで映像の奥行き感や立体感を演出でき、HDR映像とは特に相性がいい。

[ココが違う!]極細ベゼルによりサイズ、設置場所も自由に

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パネルの周囲に電極やデバイスが不要になったことで、極細ベゼルを実現した。これによりテレビのサイズを小さくすることができ、同じ設置場所でもより大画面のテレビを置くことができるようになった。

[ココが違う!]バックライト不要だから実現した超薄型画面

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有機ELは自発光型のため、バックライトは不要。そのため液晶パネルに必要だったバックライトや、発光に必要なデバイス部分のスペースは不要になる。その結果、これまで以上の薄型化が実現。液晶パネルの厚さは約5〜7cmだったが、有機ELは0.7cm以下と約1/10。

[ココが違う!]最大の違いは映像表示方式

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有機ELと従来の液晶の最大の違いはパネルの表示方式。液晶は下の写真のようにバックライトで光を当て、明るさなどを調整する方式。一方、有機ELはパネルの1画素ごとが自ら発光する自発光型。課題だった50V型以上という大型化も実現した。

■プラズマの映像技術を融合。さらに一歩進んだ高画質を実現

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パナソニック『ビエラ TH-65EZ1000』

有機ELと同様に自発光方式のプラズマテレビで培った独自の技術を進化させた高画質エンジンを搭載。画素単位の発色を最適化させ、明部と暗部に潜む色彩までを忠実に映し出す。パネル表面の特殊なフィルターが、周囲の光と反射を吸収。明るい部屋でも映像が見やすい。
オープン価格(実勢価格約80万円)
幅145.2×高さ91.8×奥行き33cm、約27kg

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横から見ると…

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背面の美しさにもこだわりが!

本体背面に巡らせた接続ケーブルや、4K/HDR対応HDMI端子やUSB端子などの入出力部を隠せるカバー付き。ホコリの侵入も防げる。

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放送番組や録画番組、ネット動画の一覧を表示する「アレコレチャンネル」ボタンを配置。多数のサムネイルから見たい番組を選べる。

〜ココをチェック〜

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映画鑑賞に最適な音像表現

テクニクス開発陣と共にチューニングした臨場感あふれるサウンド。映画鑑賞の際、立体的な表現力や空間のリアリティーを感じられる。

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原信号に忠実な暗部表現が可能

『ビエラ』の高画質技術「ヘキサクロマドライブ プラス」により、液晶テレビでは困難だった漆黒の黒だけでなく、暗部の階調まで忠実に再現。

〈映画など作者の意図をリアルに再現できる1台〉

素直な映像再現を目指した「モニター画質的絵作り」が大きな特徴。テクニクスと組んで開発したスピーカーも、セリフなどが聞きやすくて好印象。映画ファンにオススメ。

■画面全体から迫力の音声を発生。リアルさを極めた1台

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ソニー『ブラビア KJ-55A1』

ベゼルの幅を約9mmとスリムにし、スタンドも背面に設置することで、映像のみに集中できるデザイン。奥側に向かって有機ELパネルに5度の傾斜をつけることで、映像への没入感をより高く感じることができ、圧迫感も軽減できる設計となっている。
オープン価格(実勢価格約45万円)
幅122.8×高さ71.1×奥行き33.9cm、28.8kg

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優れた画像処理を実現するエンジン

最新4K液晶テレビにも搭載されている高画質エンジン「X1 Extreme」を採用。漆黒の美しさと、鮮やかなコントラストの映像を表現する。

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音声認識機能を搭載。放送中もしくは放送予定の番組、録画番組、動画配信サービスなどから、見たい番組を音声で簡単に検索できる。

〜ココをチェック〜

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画面全体から放たれる迫力の音

パネル背面に配置したアクチュエーターとサブウーファーが画面を振動させ画面から音を生み出す新機構。映像と音が一体となり、臨場感を高める。

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花火の細部まで忠実に表現できる

4Kの高解像映像を構成する829万画素のピクセルにより、発光をコントロール。暗闇に広がる花火も、細部の光までリアルに再現する。

〈音楽シーンをリアルに楽しみたいという人へ〉

スピーカーが搭載されていないように見えるスッキリとしたデザインが特徴。映像が表示されている場所から直接音が出るので映画や音楽コンテンツの再生に最適。

■リビングとの調和を図る、インテリアとしても魅力的な有機EL

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LGエレクトロニクス『OLED 65E7P』

クルマが加速する映像に合わせて、音も移動しているように聞こえるサラウンド規格「Dolby Atmos」を搭載。個々の音が適切な位置から聞こえるため、臨場感ある映像体験が可能。アルミニウム製スタンドを備えたシンプルなフォルムはインテリアにもなじみやすい。
オープン価格(実勢価格約60万円)
幅146.1×高さ90.4×奥行き19.5cm、23.1kg

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シンプルな操作で、多彩なコンテンツを操作できる「WebOS 3.0」を搭載。チャンネルを切り替える感覚でブラウジングやアプリを楽しめる。

〜ココをチェック〜

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洗練させた明暗アルゴリズム

独自の高度なアルゴリズムにより、映像上のコントラストを計算。明暗部分の輝度の差を明確に再現でき、夜景シーンもリアルに映す。

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画面のピーク輝度を従来型よりもアップ

映像のピーク輝度を従来モデルよりも25%アップ。暗闇の中のかすかな光や色彩も鮮明にとらえ、豊かな映像表現を可能にした。

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ガラスと一体になったオシャレなたたずまい

3mmのガラス製ベゼルに、4.5mmの極薄有機ELパネルが一体化。有機ELテレビならではのスマートかつ格調高いデザインに仕上がっている。

〈コストパフォーマンスの高さにこだわりたい人へ〉

注目はコストパフォーマンスの高さ。従来モデルに比べ画質を向上させたが、価格は抑え、お買い得感がアップしている。「薄さ」を重視する人にもオススメのモデルです。

■4K放送からネット配信まで、多彩な4Kコンテンツを満喫できる!

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東芝『レグザ 65X910』

「4K放送対応スカパー!チューナー」を内蔵しているほか、「Netflix」や「ひかりTV」などの4K動画配信サービスにも対応。地デジ番組では、気になるブロックノイズやモスキートノイズを高精度に抑制しながら、精細感をアップ。字幕もくっきりとしたラインで映し出す。
オープン価格(実勢価格約70万円)
幅145.1×高さ85.1×奥行き19cm、42.5kg

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「みるコレ」ボタンを押せば、好きなタレントやジャンルの放送中番組や録画番組、ネット動画を一覧表示。見たい映像を手軽に探せる。

〜ココをチェック〜

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放送中の番組6つを同時チェック

オンエア中の番組や録画した番組を大画面で鑑賞しながら、地デジ最大6チャンネルをオンエア画面の周りに表示可能。一目で裏番組が確認できる。

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肌の質感を細部まで再現できるエンジン

高画質エンジン「OLEDレグザエンジンBeauty PRO」を搭載。ノイズを抑えたクリアで緻密な描写や、人の肌質などを高画質処理できる。

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迫力のある低域再生と透明感のある音質を実現

パネルの下部に大容量バスレフボックス2ウェイスピーカーを搭載。低音から高音まで繊細かつ迫力のサウンドを実現。

〈放送からネット配信までとことん楽しみたい人へ〉

自然な絵作りに定評があるレグザ。地デジやネット配信映像まで高画質化するだけでなく、映像表示遅延も小さい。全録機能「タイムシフトマシン」に対応し、他機種より機能は多い。

文/編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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