劇場版『ヒロアカ』公開記念:山下大輝×志田未来×生瀬勝久、“個性”を語る

劇場版『ヒロアカ』公開記念:山下大輝×志田未来×生瀬勝久、“個性”を語る

  • ORICON NEWS
  • 更新日:2018/08/03
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『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』(8月3日より公開中)ボイスキャスト(右から)山下大輝、志田未来、生瀬勝久 (C)ORICON NewS inc.

人気漫画原作のアニメ初の劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』の公開を記念して、主人公・緑谷出久(みどりや・いずく/通称:デク)の声優・山下大輝、劇場版オリジナルキャラクターにして、ストーリーの鍵を握る親子「メリッサ」と「デヴィット」を演じた志田未来と生瀬勝久の3人に集まってもらい、座談会を開催。米ロサンゼルスにて実施したワールドプレミア(世界最速上映)の裏話や、映画の見どころなどを語ってもらった。

【写真】ソロショットとキャラクターの場面写真

――皆さんは北米最大級のアニメの祭典『Anime Expo 2018』で7月5日(現地時間)に開催されたワールドプレミアに出席されたんですよね。いかがでしたか?

【山下】3400人のお客さんと一緒に上映を見たのですが、舞台上も客席も雰囲気が全く違いました(笑)。

【生瀬】僕らは日本のアニメイベントの様子もよく知らないから、わからなかったけど、全然違っていたんだ?

【山下】そうですね。舞台あいさつ時に司会の女性の方が「ハ~イ! 私の番組へようこそ」みたいなノリで始まって、ソファーに深々と腰掛けて、「で、どうなの?」とフランクに質問してきたり、ジョークを交えて会場の笑いをとっていたり。そういうのはあまり日本のイベントではないので、なんか、アメリカだな~って感じがしました。

【志田】上映中は、皆さん、普通に声を出してリアクションしていたことにちょっと驚きました。日本でいうところの「応援上映」みたいな感じでしたね。シーンに合わせて歓声が上がったり、「Oh no!」と落胆したり、そういった観客の声によって、私自身も映画に引き込まれていく感じがありました。

【山下】キャラクターが出てくるたびに「Yeah!」と盛り上がっていました。劇中も思ったことをそのまま口に出しちゃっているみたいな(笑)。アニメが好き、という部分は日本もアメリカも同じだと思うのですが、リアクションが違う感じがしましたね。

【生瀬】会場はロサンゼルスのコンベンションセンターだったんだけど、僕らは隣接したホテルに宿泊していて、僕のルームキーに『僕のヒーローアカデミア』が描かれていました。記念に持って帰っていいものなんだけど、あぁ、きょう、持ってくればよかったぁ。

【山下】実はいろんなアニメのルームキーがあったんですよ。

【生瀬】そうなの?

【山下】僕はフロントで「これにしてください、これがいいです」ってアピールして、『ヒロアカ』にしてもらいました。生瀬さん、さすがの引きの強さです(笑)。

【生瀬】800室くらいあるホテルだったんだけど、宿泊客はアメリカ全土から集まってきた『Anime Expo』のお客さんなんじゃないか、って思うくらい盛り上がっていたよね。

【山下】地域あげてのお祭り騒ぎって感じでしたね。

【生瀬】コスプレしている人もたくさんいて、本当に楽しんでいるな、って。日本のアニメのファンもたくさんいて、僕らは鼻高々でした。

【志田】ものすごく光栄なことだな、と思いました。

――志田さんが演じたメリッサは、デクと同じ生まれつき個性のない“無個性”であることに悩みつつも、尊敬する父デヴィットのような科学者になるべく、明るく前向きに努力をしている女の子。生瀬さんが演じたデヴィットは、メリッサの父親であり、かつて若かりし頃のオールマイトと行動を共にしていた世界的な科学者。つまり、3人とも“無個性”なんですが、もし、皆さんが『ヒロアカ』の世界の住人だったら、どんな“個性”がほしいですか?

【山下】「ワァァー!」と叫ぶだけで敵(ヴィラン)を倒せちゃうような、いくら叫んでも壊れない強靭なのどがほしいです。

【志田】私は身長が150センチなんです。その時々で着たい服に合わせて、身長が変わる“個性”がほしい(笑)。仕事で衣装さんが用意してくださる服も、プライベートでネットショッピングした服も、だいたい大きいので。

【山下】役によって、太ったりやせたりを求められることもありますよね。

【志田】そうですね、縦にも横にも自由自在に収縮可能な“個性”がいいですね。

【生瀬】昭和の時代でいえば「超能力」だよね。それを「個性」と呼ぶ、その着眼点が“オンリーワンの個性を尊重する”風潮にマッチして、人気があるんだろうね。昔でいうところの「超能力」だと、ちょっとありえないしうさん臭いけど、それが「個性」といわれるとすごく身近に感じられる。いまの質問だったら、僕は記憶力。若い頃ほど記憶力に自信がなくなってきているので。

――ネタバレしない程度に見どころを教えてください。

【志田】メリッサは今回の物語の中心にいるんですが、観客の皆さんの目線に一番近いキャラクターだと思っています。すでにお気に入りのキャラクターがいると思うんですけど、メリッサにも感情移入して見ていただけたらうれしいです。

【生瀬】映画全体から感じるテーマは、特別なヒーローになることが大事なんじゃなくて、適材適所っていうのかな、すべての人たちがそれぞれどこでヒーローになれるか。オールマイトにしても限られた時間しかヒーロー活動ができない。じゃあ、彼が弱っている時はどうするか。誰が代わりに人々を守るのか。峰田くん(雄英高校ヒーロー科1年A組のメンバーの一人、峰田実)にしても、“あそこ”で頑張ったというのが、とても素敵なことだし、とても大事なことだと思いました。みんな“の”ヒーローになるんじゃなくて、みんな“が”ヒーローになることを描いているところが見どころだと思います。

【山下】『僕のヒーローアカデミア』がアニメ化された時から、遠からず、きっと映画化されるだろうな、と思ってはいたんですが、こんなに早いタイミングで実現されるとは思っていませんでした。しかも、今年の夏だからこそ描ける物語になっているところが素晴らしくて。テレビシリーズの第2期と第3期の間、白熱の期末試験が終わり、夏休みの林間合宿が始まる前の出来事を描いているんです。さらに時間を巻き戻して、若い頃のオールマイトが活躍する姿を大スクリーンで見られるというのもうれしくて、感動もひとしおだと思います。

生瀬さんがおっしゃっていたとおり、デクをはじめとする雄英生も、劇場版オリジナルキャラクターのメリッサもデヴィットも、危機的な状況の中で一人ひとりが自分にできることを精いっぱい頑張っています。くよくよしている場合じゃないなって、勇気をもらえるシーンやせりふがたくさん散りばめられていて、見ていて胸が熱くなるストーリーになっていると思います。ぜひご覧いただいて、この先も『僕のヒーローアカデミア』を応援していただけたらうれしいです。

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