【小池代表辞任】小池百合子氏は自らの国政復帰を「リセット」

【小池代表辞任】小池百合子氏は自らの国政復帰を「リセット」

  • 産経ニュース
  • 更新日:2017/11/15

東京都の小池百合子知事が14日、希望の党代表を辞任した。知事選、都議選で連勝した勢いを駆って政党を結成し、国政への影響力行使をもくろんだが、自らの国政復帰を「リセット」した。都政に専念する意向を示したが、混迷する同党を率先して「投げ出した」との批判は避けられず、政治生命は風前のともしびといえる。(沢田大典)

「拙速なところがあり、実らないこともあった。めげることなく都民のために働く」。小池氏は14日夜、地域政党「都民ファーストの会」の会合でこう語ったが、失意は隠しきれない。

辞任の背景には、世論の厳しい視線がある。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の最新の世論調査では、党の支持率は3・9%にとどまり、小池氏が「代表にとどまるべき」は17・1%、「都知事に専念すべき」との答えは77・6%にのぼった。党勢低迷の原因が小池氏にあることは明らかで「小池隠し」は党の喫緊の課題にもなっていた。

小池氏も、所属議員の大半が民進党出身者という現状に嫌気が差していた。衆院選直後の10月25日の両院議員懇談会で、出席者は3時間にわたり小池氏に罵声を浴びせた。小池氏は「民進党ではこうやっていたんですね。自民党は決まったら従うのよ」と露骨に不快感を口にした。

小池氏は、平成4年の参院選で日本新党公認で当選したのを皮切りに、希望の党まで6つの政党に所属、細川護煕元首相や小沢一郎元新進党党首、小泉純一郎元首相といった時の権力者に引き立てられ、「政界渡り鳥」とも称された。

一方で「華々しく新機軸を打ち出し、かきまわして投げ出す」(自民党幹部)とも評され、トップとしての実力は前々から疑問視されていた。党名に愛着を持っているとまで言っていた希望の党をあっさりと手放してしまい、自民党幹部は「さすが逃げるタイミングは完璧だ」と皮肉交じりに語った。同時に、小池氏の最終目標だった「女性初の首相」が遠ざかったのは間違いない。

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小池百合子・東京都知事

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