加瀬亮が「ブランカとギター弾き」イベントに登場、予定時間を超えて熱くトーク

加瀬亮が「ブランカとギター弾き」イベントに登場、予定時間を超えて熱くトーク

  • ナタリー
  • 更新日:2017/08/10

ブランカとギター弾き」のトークイベントが8月9日に東京・シネスイッチ銀座で行われ、監督の長谷井宏紀、長谷井と以前から親交のある加瀬亮が登壇した。

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「ブランカとギター弾き」トークイベントの様子。左から長谷井宏紀、加瀬亮。

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本作はフィリピンを舞台に、母親を金で買うことを思い付いた少女ブランカと盲目のギター弾きの旅を追うロードムービー。第72回ヴェネツィア国際映画祭にてマジックランタン賞とソッリーゾ・ディベルソ賞に輝いた。

加瀬は映画の感想を「宏紀くんがフィリピンで撮った短編も2本観ているから、初めてな気がしない。すごくよかった。今回ははっきりとしたストーリーがあったから、宏紀くんが何を信じたいのかが見えた。今までの短編も好きだったけど、なかなかわかりにくい構造の作品だったから、今回はどうやって物語を作っていったんだろうと思った」と述懐。長谷井は「ヴェネツィア・ビエンナーレ主催のシネマカレッジに応募したことや、映画作りの仲間たちに出会ったことが大きかった。目をかけてくれていたプロデューサーが亡くなったりして、プロジェクト自体が止まっちゃったんだけど、シネマカレッジが僕を気に留めてくれて、そこで映画作りのノウハウを学んだ」と製作に至るエピソードを振り返った。

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さらに長谷井は撮影時を回想し「クライマックスの、ブランカが泣いて笑うという演技は、やっぱり11歳の女の子には難しいことだった。そのシーンは撮影最終日に撮ったんだけど、カメラを回しっぱなしにしたままスタッフさんが『撮影を振り返って』とブランカ役のサイデル(・ガブテロ)に言ったら、涙を流したけど同時に笑うということができない。そんな中、みんなが歌って踊り始めた。ジョークを交えたりしてね。とてもいい雰囲気だった。そこでサイデルが笑った。こんなに幸せなことはないと思って、なかなかカットがかけられなかった」と笑う。

このエピソードを受け、加瀬は「映画って1人では作れない。経験があっても、演技が初めての女の子と変わらないと思う。周囲や自分がそういう雰囲気になっていなかったら、やっぱり俳優も泣けないんだよね。経験があるからとか、技術があるからということじゃない。人間が涙を流すときって、“泣くもんか”とか“泣きたくない”って気持ちがあるはず。だから、心のこもらない涙は他人の心を動かせないと思う」と俳優の立場から演技について語った。

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20年来の友人であり同い歳でもある2人のトークは大いに盛り上がり、予定時間の30分を超える事態に。最後に加瀬は「話し込んでしまってすみません。今日はありがとうございました。これからも長谷井宏紀をよろしくお願いします」と来場者に呼びかけ、長谷井は「ご来場ありがとうございました。加瀬くん、来てくれてありがとう」と感謝を述べた。

「ブランカとギター弾き」は全国で順次公開中。

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