転んでも安心!ボディーに装着し、転んだら股関節の骨を守ってくれるエアバッグが販売開始。高齢者に最適。

転んでも安心!ボディーに装着し、転んだら股関節の骨を守ってくれるエアバッグが販売開始。高齢者に最適。

  • カラパイア
  • 更新日:2018/02/15

自動車に乗っていて怖いのは事故だ。例えば運転中に一瞬気がそれて、正面から壁に突っ込んだりしたら、乗っている人間はただでは済まない。そこで、衝突の衝撃を和らげるために、シートベルトやエアバッグといった装置が装備されている。

だが危険なのは自動車だけではない。自宅の庭や家の中を歩いているときだって、かなりの速度で硬いものに衝突する可能性があるのだ。この場合、ぶつかる相手は壁ではなく、地面や床だ。そう、転んだときのことである。

そこで、この「エアバッグ」の出番なのである。これを装着しておけば、転んだことを感知して自動的に膨らみ、股関節の骨を守ってくれるのだ。

特に高齢者は転びやすく、転んだ際には骨折しやすいのでこのエアバッグがあれば最適だろう。

Hip'Air the first wearable airbag hip protector by Helite

股関節骨折防止用エアバッグ

この高齢者用エアバッグは、フランスの会社 "Helite" の、「ヒップエア(Hip'Air)」という新製品である。2018年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で発表された。

使い方は極めて簡単で、朝起きたら腰に巻くだけだ。装着した人が転倒すると、センサーがそれを感知し、エアバッグを膨らませる。

感知にかかる時間は0.2秒、エアバッグが膨らむのにかかる時間は0.08秒。転倒してから地面に衝突するまでにかかる時間が約0.4秒なので、腰をガードするのに十分間に合うのだ。

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image credit:YouTube

内蔵のバッテリーは一度充電すれば約15日間持つ。就寝中など、装着していないときには自動的にスリープモードに入る。また、充電が必要になればビープ音が鳴り、警告ランプが点灯する。

また、一度膨らんだバッグは畳んでしまい、ガスを充填すれば何度でも再使用できると、経済的でもあるのだ。

内蔵のガスボンベ

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image credit:Hip'Air

股関節骨折の恐ろしさ

Helite社によると、フランスでは毎年6万5千人が股関節を骨折している。その90%は転倒によるものだ。そしてまた、2050年までには世界中で500万の股関節骨折が起こると予想されている。骨折した人のうち、半数は歩けなくなるのである。

高齢者の場合、動けない間にどんどん弱っていくこともある。55歳以上の場合、股関節を骨折したひとの23%が1年以内に亡くなるそうだ。

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image credit:Hip'Air

エアバッグを装着して安心な暮らし

「ヒップエア」を装着していれば、転倒の際に受ける衝撃は、何も使っていない場合の10%で済む。転んでも骨折の心配がないので、安心して生活を送れるのだ。

毎朝このベルトを腰に巻くという習慣をつけるだけで、ゴルフに行ったり、クッキーを焼いたり、あるいは孫にお小遣いを送ったりといった趣味を続けられるのである。

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image credit:YouTube

ヨーロッパでは今春、北米では今秋から、それぞれ販売されるそうだ。サイズは4種類あるが体重制限はない。もちろん高齢者専用というわけでもないので、しょっちゅう転んで痛い思いをする人は自分用に購入したっていいのである。

Hip 'Air inflation - Slow motion

via:Hip'Air/TECHNABOB/GEEKOLOGIEなど / translated by K.Y.K. / edited by parumo

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